里見香奈倉敷藤花に伊藤沙恵女流二段が挑む第25期大山名人杯倉敷藤花戦(主催は倉敷市・倉敷市文化振興財団・山陽新聞社)三番勝負。第1局は11月7日(火)に東京都渋谷区、東京・将棋会館「特別対局室」で10時開始。立会人は中川大輔八段、記録係は伊藤明日香女流初段。
持ち時間はチェスクロック使用で各2時間。使いきると60秒未満での着手になる。先後は振り駒で決定される。
本局のTwitter解説は大平武洋六段が務める。
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第25期倉敷藤花戦三番勝負日程
里見香奈倉敷藤花-伊藤沙恵女流二段戦
第1局 11月7日(火)東京都渋谷区「東京・将棋会館」
第2局 11月26日(日)岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」
第3局 11月27日(月)岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」
本局の中継は以上で終了します。ご観戦ありがとうございました。三番勝負をお楽しみに。
(吟)
(終局直後の特別対局室。主催の山陽新聞社のインタービューに答える)
―― 本局を振り返っていただけますか。
伊藤 序盤はちょっと似た形を経験したことがあって、比較的早く指していましたが、自信があったわけではないです。馬ができたあたりは、指しやすいと思っていましたが、上部に逃げられる心配があったので、最後まで慎重に考えて指しました。
―― 勝因はどのあたりでしょう。
伊藤 こちらだけ馬ができているので、手ができればと思っていました。入玉の心配がありましたが、阻止できて、いけるんじゃないかと。
―― 倉敷藤花戦に向けての意気込みをお願いします。
伊藤 岡山に行くのは初めてなので、すごく楽しみにしています。相手は里見さんということで、ほかのタイトル戦で戦って、力の差を感じたので、何とかいい将棋を指せるように力をつけて頑張りたいと思います。
―― 本局についてお願いします。
甲斐 ちょっと序盤で機敏に仕掛けられてしまって、まだ大丈夫かなと思っていたのですが。嫌な攻めだったので、そこからは……。入玉含みで頑張る展開になったのですが、嫌味が多くちょっと苦しいかなと思って指していました。
―― 受けに回る時間が長かったですが。
甲斐 際どいかなと思ったのですが、具体的には……。うまく攻めを繋げられてしまいました。
(吟)