2017年11月 7日 (火)

対局開始

Dsc_0038(先手番に決まった伊藤女流二段。初手▲7六歩を着手)

Dsc_0043(里見倉敷藤花の2手目は△3四歩)

Dsc_0051_2(3手目、端歩を突く▲9六歩)

Dsc_0054(4手目、△9四歩と端を受ける里見倉敷藤花)

(吟)

いよいよ三番勝負開幕

里見香奈倉敷藤花に伊藤沙恵女流二段が挑む第25期大山名人杯倉敷藤花戦(主催は倉敷市・倉敷市文化振興財団・山陽新聞社)三番勝負。第1局は11月7日(火)に東京都渋谷区、東京・将棋会館「特別対局室」で10時開始。立会人は中川大輔八段、記録係は伊藤明日香女流初段。
持ち時間はチェスクロック使用で各2時間。使いきると60秒未満での着手になる。先後は振り駒で決定される。

本局のTwitter解説は大平武洋六段が務める。
【日本将棋連盟モバイルTwitter】
https://twitter.com/shogi_mobile

中継は棋譜コメント入力が文、ブログを吟が担当する。どうぞよろしくお願いします。


【倉敷市】
http://www.city.kurashiki.okayama.jp/

【倉敷市文化振興財団  アルスくらしき】
http://arsk.jp/

【山陽新聞社】
http://c.sanyonews.jp/

2017年9月25日 (月)

第25期倉敷藤花戦三番勝負日程

第25期倉敷藤花戦三番勝負日程

里見香奈倉敷藤花-伊藤沙恵女流二段戦

第1局 11月7日(火)東京都渋谷区「東京・将棋会館」

第2局 11月26日(日)岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」

第3局 11月27日(月)岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」

本局の中継は以上で終了します。ご観戦ありがとうございました。三番勝負をお楽しみに。

(吟)

感想戦

Dsc_0128

Dsc_0132(序盤から積極的な動きでリードを奪った伊藤女流二段)

Dsc_0140

Dsc_0137

Dsc_0141

(吟)

終局直後

Dsc_0105(終局直後の特別対局室。主催の山陽新聞社のインタービューに答える)

Dsc_0109(伊藤女流二段)

―― 本局を振り返っていただけますか。

伊藤 序盤はちょっと似た形を経験したことがあって、比較的早く指していましたが、自信があったわけではないです。馬ができたあたりは、指しやすいと思っていましたが、上部に逃げられる心配があったので、最後まで慎重に考えて指しました。

―― 勝因はどのあたりでしょう。

伊藤 こちらだけ馬ができているので、手ができればと思っていました。入玉の心配がありましたが、阻止できて、いけるんじゃないかと。

―― 倉敷藤花戦に向けての意気込みをお願いします。

伊藤 岡山に行くのは初めてなので、すごく楽しみにしています。相手は里見さんということで、ほかのタイトル戦で戦って、力の差を感じたので、何とかいい将棋を指せるように力をつけて頑張りたいと思います。

Dsc_0122(甲斐女流五段)

―― 本局についてお願いします。

甲斐 ちょっと序盤で機敏に仕掛けられてしまって、まだ大丈夫かなと思っていたのですが。嫌な攻めだったので、そこからは……。入玉含みで頑張る展開になったのですが、嫌味が多くちょっと苦しいかなと思って指していました。

―― 受けに回る時間が長かったですが。

甲斐 際どいかなと思ったのですが、具体的には……。うまく攻めを繋げられてしまいました。


(吟)

伊藤女流二段が挑戦者に

20170925a

第25期大山名人杯倉敷藤花戦挑戦者決定戦は伊藤女流二段が勝ち、初挑戦を決めました。投了図は次に△7六金と△5八銀不成▲6八玉△5七角成という2つの詰み筋があり、適当な受けがありません。終局時刻は15時13分、消費時間は両者2時間。

伊藤女流二段勝勢

110

△7五角と伊藤女流二段が打った局面。飛車取りと△8六金と頭を押さえる手がある。伊藤女流二段が勝勢になった。

Dsc_0084(倉敷藤花初挑戦が近い)

(吟)

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