2017年11月25日 (土)

第2局は岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」

里見香奈倉敷藤花に伊藤沙恵女流二段が挑戦する第25期大山名人杯倉敷藤花戦三番勝負は、第1局を里見倉敷藤花が制し、防衛まであと1勝としました。
続く第2局は11月26日(日)、岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われます。対局開始は10時、持ち時間は各2時間(チェスクロック使用)、先手は里見倉敷藤花です。本局で伊藤女流二段が勝った場合はシリーズ1勝1敗で、第3局を翌27日(月)に同所で行います。
立会人は山田久美女流四段、記録係は神内行人初段(井上慶太九段門下)。現地大盤解説会には菅井竜也王位、頼本奈菜女流1級が出演します。
インターネット中継は、現地から有森浩三七段の解説を交え、棋譜コメント入力を飛龍記者、ブログ更新は夏芽が担当します。よろしくお願いいたします。

ポスターPhoto

2017年11月 7日 (火)

感想戦(2)

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Dsc_0209(里見倉敷藤花を苦しめた伊藤女流二段だったが……)

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本局の中継ブログは以上で終了します。ご観戦ありがとうございました。岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われる第2局をお楽しみに。

(吟)

感想戦(1)

Dsc_0180(主催紙のインタビューに応じ、感想戦が開始される)

Dsc_0184(熱い戦いを繰り広げた両対局者。倉敷ではどのような勝負を見せてくれるのだろうか)

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(吟)

終局直後

Dsc_0142(秒読みの中、激戦を繰り広げた両対局者)

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―― かなりの激戦でしたが、本局を振り返ってください。

里見 さばき合って、まずまずかなと思っていたのですが、そこから自然な指し方がわからなくて。よくなった局面はあったと思うのですが、間違えてしまって。ちょっと残っていたのが、幸いしました。

―― 勝利を収められたことについては。

里見 いいスタートが切れたので、また次も力を出せるように頑張ります。

―― 次は倉敷での公開対局になります。

里見 公開対局は倉敷藤花戦だけですので、いい状態で一生懸命指したいと思います。

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―― 対局を振り返っていただいけますか。

伊藤 最初はよくわからなかったのですが、途中はよくなった局面はあったと思います。そこから決め切れなかったのが残念です。具体的な手がわからなかったので、何かあったのではないかと。

―― 第2局、巻き返しに向けての抱負を。

伊藤 倉敷藤花戦は初めてです。倉敷にいくのも公開対局も、初の体験になるので、楽しみと緊張というか。いい方向に持っていければいいかなと。

(吟)

里見倉敷藤花が先勝

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第25期大山名人杯倉敷藤花戦三番勝負第1局は、170手まで里見倉敷藤花が勝ちました。投了図で▲1六同玉は△1五歩、▲1六同馬は△3八角成で一手一手の寄りです。終局時刻は16時5分。消費時間は両者2時間。第2局は11月26日(日)、岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われます。
(文)

後手勝勢

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図の△4四金が華麗なる捨て駒で、後手が勝勢になった。▲同馬は△6五竜から先手玉を下段に落とせる。

■Twitter解説■
大平武洋六段>決め手になりそうな一撃。先手玉を押し返せば後手は勝ちが見えてきます。(後手有利)

(吟)

脱出だ

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図の▲5三桂成を見て、中川八段は「脱出だ」と話す。伊藤女流二段は入玉がうまい。敵陣に入り込むことができるか。手数は150手を超えた熱戦だ。

(吟)

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