2019年9月24日 (火)

倉敷市の将棋イベント

倉敷市では例年、三番勝負の第2局と第3局が倉敷市芸文館で行われているほか、小学生日本一を決める大山名人杯争奪全国小学生倉敷王将戦、女流棋士が指導する倉敷美観地区青空将棋道場を開催しています。青空将棋道場は女流棋士が華やかな和服姿で指導対局を行います。過去には伊藤女流三段も出演しました。第10回を迎える今年は10月6日(日)に開催されます。

【第10回青空将棋道場 開催のお知らせ|イベント|日本将棋連盟】
https://www.shogi.or.jp/event/2019/08/10_38.html

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対局再開

12時40分、対局再開。伊藤女流三段はひと呼吸置いてから盤上に手を伸ばしました。加藤女流初段が身を乗り出します。

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昼食休憩

12時、伊藤女流三段の手番で昼食休憩に入りました。消費時間は▲加藤女流初段1時間11分、△伊藤女流三段48分。昼食の注文は両者なし。対局は12時40分に再開されます。

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期待の新人

加藤女流初段は16歳で現役最年少の女流棋士です。今期の大山名人杯倉敷藤花戦でベスト4入りし、女流初段に昇段しました。本局に勝つと、2014年の第4期リコー杯女流王座戦以来となる10代の番勝負登場となります。なお、里見香奈倉敷藤花が初タイトルの倉敷藤花を獲得したのが16歳のことでした。

本局の観戦記を担当するのは木屋太二さん。後日、山陽新聞に掲載されます。

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戦型は矢倉に

2人は過去に1戦して伊藤女流三段が勝っています。前回の対戦は2018年10月の第12期マイナビ女子オープン本戦。戦型は矢倉になり、加藤女流2級(当時)が積極的に攻め込みました。本局も矢倉に進んでいます。前回の対戦とは先後逆ですが、似た形に進んでいます。

控室には中村真梨花女流三段が訪れ、加藤女流初段について「正統派の居飛車党。小学生のころから強いという評判を聞いていました」と話していました。

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朝の対局室

本局は特別対局室で行われます。加藤女流初段の身体上の都合により、イスを使っての対局になることが事前に決まっていました。ござを敷き、畳が傷つかないように保護しています。

加藤女流初段は9時43分ごろに入室。伊藤女流三段は9時55分ごろに入室し、使うイスを選んでから対局の準備が始まりました。記録係のカロリーナ・ステチェンスカ女流1級が振り駒を行います。1回目は振り直し。2回目はと金が3枚出て、加藤女流初段の先手に決まりました。

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対局開始

振り駒はと金が3枚出て加藤女流初段の先手に。定刻の10時、対局が始まりました。

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