第2局は昼食休憩明けから公開で行われます。また、別室で大盤解説会も行われます。
【公開対局】
2018年11月24日(土)12時45分~終局まで
(10時~12時は別会場にて非公開で指される。12時~12時45分、昼食休憩。開会式があり、対局再開は13時の予定)
会場 倉敷市芸文館 ホール
入場無料
【大盤解説会】
2018年11月24日(土)13時30分~終局まで
会場 倉敷市芸文館 アイシアター
解説 菅井竜也七段
聞き手 宮宗紫野女流二段
入場無料
※第3局(25日)が行われる場合、対局は非公開。大盤解説会は13時からアイシアターで行われる。
(翔)
皆さんこんにちは。
里見香奈倉敷藤花に谷口由紀女流二段が挑戦する第26期大山名人杯倉敷藤花戦三番勝負第2局は、11月24日(土)、岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」にて行われます。
第1局は里見倉敷藤花が制し、第2局に勝つと4連覇(通算9期)を達成します。
第2局は10時に開始。昼食休憩明けの13時から終局まで、公開対局にて行われます。なお、第2局が終わって1勝1敗の場合、翌25日(日)に同所で第3局が行われます(第3局は非公開)。
先手は谷口女流二段です。立会人は斎田晴子女流五段、記録係は冨田誠也三段(小林健二九段門下)が務めます。
本局の模様は棋譜・コメント入力を飛龍記者、ブログを翔が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
【倉敷市】http://www.city.kurashiki.okayama.jp/
【倉敷市文化振興財団(アルスくらしき)】https://arsk.jp/
【山陽新聞社】http://www.sanyonews.jp/
【動画中継】http://www.city.kurashiki.okayama.jp/10369.htm
(翔)
―― 一局を振り返っていただけますか。
里見 途中でちょっと誤算があって、そこからはずっと苦しかったです。その前に警戒して指すべきだったと思います。
―― 勝ちが見えたのはどのあたりで?
里見 △4八竜のときに詰みが見えていたので、勝ちになったと思いました。
―― 相居飛車は想定していましたか。
里見 想定していませんでした。序盤の対応があまりよくなかったかもしれません。
―― 倉敷での公開対局の抱負を。
里見 第2局まで、少し時間があるので、自分のできることをやって、精一杯力を出しきれる状態で倉敷にうかがいたいと思います。(水害のあった)倉敷で開催していただくのは、本当に大変なことだと思います。昨年と同じように場所を提供していただけることに感謝して指したいと思います。
―― 一局を振り返ってどうでしょう。
谷口 あまり見かけない形で、一手一手、神経を使う将棋だと思って指していました。こちらは居玉で手がつくと速いので、慎重に指していました。
―― 相居飛車は珍しいと思うのですが。
谷口 はい。珍しいと思います。これになれば、やってみたい手はありました。すぐに研究手順からは外れましたが。
―― 第2局の公開対局に向けて。
谷口 精一杯やろうかなと思っています。今日のことは忘れて、また新たな一局ということで、岡山のみなさんにいい将棋を見せられたらなと思います。
第26期大山名人杯倉敷藤花戦三番勝負第1局は、里見倉敷藤花が劇的な逆転で勝利をもぎ取りました。第2局は11月24日(土)、岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われます。
(文)