(昼食休憩の盤面)
(対局室)
(▲8九飛に里見倉敷藤花が長考している)
以下は対局開始時の写真です。本局の使用駒は、掬水作の菱湖書です。
この駒は、2017年の第75期名人戦第5局(佐藤天彦名人-稲葉陽七段)、今年5月の第77期名人戦第3局(佐藤天彦名人-豊島将之二冠)でも使われています。今年5月の名人戦第3局は、本局と同じ芸文館4階「藤花荘」で行われました。
(翔)
第27期大山名人杯倉敷藤花戦第3局は、正午から昼食休憩に入りました。
59手目▲8九飛までの消費時間は、▲伊藤39分、△里見1時間20分。(持ち時間は各2時間、チェスクロック使用。切れたら1手60秒未満の秒読み)。
対局は13時から再開します。
(里見倉敷藤花の昼食は、岡山県産牛カレー、ホットコーヒー)
(伊藤女流三段の昼食は岡山県産和牛すき焼き丼、ホットミルクティー)
いずれも料理旅館鶴形のメニューです。また、いずれも昨日よりも量が少なめになっています。
里見倉敷藤花が長考しています。
控室の菅井竜也七段は、「伊藤さん、この組み合わせの経験があるのでしょうか。指し手が早いですね」と話しています。▲4六歩(51手目)は金無双のコビンを空ける手ですが、後手が4三歩の形なのでコビン攻めがなかなか来ないようです。
里見倉敷藤花の考慮は30分を超えました。持ち時間(2時間)の4分の1を1手に費やす長考です。
(モニターを見つめる菅井竜也七段)
(国登録有形文化財の楠戸家住宅。現在は古民家カフェ「はしまや」としても使われている)
(もともとは呉服屋)
(近代化産業遺産の倉敷アイビースクエア。クラボウ旧倉敷本社工場を改修している)
(「アイビー」はツタの意味。赤いレンガに絡まるツタが印象的)
(急な石段の上にあるお地蔵さんは、「倉敷八十八ヶ所霊場」の82番「根香寺」)
(あまりにも急な階段だからか、新しい御堂が建てられている)
(横から見ると、斜度がよくわかる)
(1969年に建てられた倉敷公民館と、国登録有形文化財の旧・中国銀行倉敷本町支店)
(中国銀行倉敷本町支店。現在は営業しておらず、ATMのみ設置されている)
(国指定重要文化財の井上家住宅は保存・修理工事中)
(古い街並み。一般の住宅として使われている建物もある)
(阿智神社は階段を登った先にある)
(本町地区)
(美観地区と同じく、こちらも昼間は歩行者専用通路になる)
(土蔵と意匠を合わせられた自動販売機)
(鶴形山隧道の上に建つ観龍寺)
(しあわせはにわ)