2021年11月21日 (日)

大山名人記念館(1)

倉敷市芸文館には大山名人記念館が併設されています。

本局が行われている芸文館の和室「藤花荘」は、生前の大山康晴十五世名人の意見を取り入れて、将棋のタイトル戦を行う前提で設計されたものです。

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(検分時の対局室。天井の黒い穴には、盤面を映すためのカメラが設置されている)

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(大山名人記念館。多くの写真や史料が展示されている)

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(普段なら和室で対局ができるが、現在は禁止。大山十五世名人門下の有吉道夫九段が大盤解説会の解説者として来場したときには、この和室で囲碁を打つ姿も見られた)

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(大山十五世名人のメガネ)

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(直筆の棋譜帳。「大山康晴全集」が発行される際、公式記録が十分に残っていない時代のデータはこの棋譜帳を基に作成された)

(翔)

気づきにくい手

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里見倉敷藤花は29分考えて、3一にいた飛を△3三飛と浮きました。

大盤解説に出演する菅井竜也八段は「次の△3五角に▲2三飛成とされるのを防いでいますし、▲4四角には△4三飛から竜を作る展開になりそうです。気づくにくい、いい手だと思います」と話しています。

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(今朝の山陽新聞一面には昨日の第2局の模様が掲載されている。こども向け新聞には藤井聡太竜王の話題)

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(山陽新聞の5面に掲載されている第2局の写真特集。一面丸々使われている)

(翔)

11時のおやつ

11時、おやつの時間です。

今日も里見倉敷藤花はおやつを昼食と同時に依頼。加藤清麗はフルーツ盛り合わせとアイスレモンティーを頼みました。

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(加藤清麗が頼んだものと同じ、フルーツ盛り合わせとアイスレモンティー。倉敷国際ホテルの特製メニュー)

(翔)

第1局と似た展開

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第1局と同じく、里見倉敷藤花のゴキゲン中飛車に加藤清麗の超速▲3七銀戦法に進んでいます。

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加藤清麗は第1局と似た駒組みを選びました。

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本局も進行は早く、既に銀交換になっています。

現地解説の有森浩三七段は「居飛車は不満のない形でしょう。銀がさばけて飛車がいい位置です。後手は指す手が難しい。△3五同角は▲2三飛成があります。△3五同飛は▲3六歩のときに飛車をどこに行くか。△3一飛と引いたときに▲3五銀のような手も気にしなければなりません」と話しています。

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(立会人の清水市代女流七段と検討する有森浩三七段)

(翔)

対局開始(4)

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(10時、対局開始)

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(加藤桃子清麗、初手は▲2六歩)

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(6手目△5二飛を指す里見香奈倉敷藤花)

(翔)

対局開始(3)

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(対局者が入る前の対局室)

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(第2局・第3局は倉敷ケーブルテレビで生中継が行われている。倉敷市の動画配信は、倉敷ケーブルテレビの映像が使われている)

倉敷藤花戦第二局 加藤清麗が勝利 あす決着へ(倉敷ケーブルテレビ)

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(開始直前の対局室)

(翔)

対局開始(2)

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(里見香奈倉敷藤花)

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(加藤桃子清麗)

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(伊東香織・倉敷市長による振り駒)

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(と金が3枚出て、加藤清麗が先手になった)

(翔)

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