三番勝負第2局は119手で里見倉敷藤花の勝ちとなりました。終局時刻は15時21分。消費時間は▲里見2時間0分、△西山2時間0分(チェスクロック使用)。三番勝負は里見倉敷藤花が2勝0敗のストレートでタイトルを防衛、8連覇とともに倉敷藤花のタイトル獲得数の新記録を13に伸ばしました。
(飛龍)
15時10分頃、西山女王・女流王将も上図で一分将棋に入りました。局面は先手が勝勢になっていると見られています。後手は右辺の金銀が働かない展開になってしまいました。
(翔)
上図は△4五桂の飛車取りに▲5六飛と逃がした局面。逃げただけではなく、▲7六飛と歩を払う手を見ています。一例として△4七角▲7六飛△5五飛は、▲7四歩で先手がよくなります。
本譜は△6六歩に▲7四角と進みました。攻守逆転で、先手がよくなったと見られています。
(翔)