2015年9月28日 (月)

感想戦の様子

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P1280623_e_heya01 (感想戦は17時25分まで行われた)

(虹)

終局直後の様子

P1280649_e_sato00 (里見女流二冠が挑戦権を獲得。倉敷藤花への復位を目指す)

P1280596_e_hon00 (千日手を乗り越えた末の熱戦だったが、本田女流三段は届かず)

P1280591_e_heya00 (感想戦の様子)

(虹)

挑戦者は里見女流二冠

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▲本田-△里見戦は70手で里見女流二冠の勝ちとなりました。
終局時刻は16時49分。消費時間は▲本田2時間0分、△里見1時間41分(チェスクロック使用)。

(飛龍)

終盤戦入り

_b55控室ではここで(1)△6二香と(2)△6三香が主に検討されました。
(1)△6二香は先手も戦えるという結論でした。以下▲8六桂△6五銀▲9四桂△同香▲9五歩(下記A図)で、6二に打った香が後手玉の逃げ道を封鎖しています。

_baa61戻って、(2)△6三香は後手が余せる展開になりそうとのこと。以下▲5三桂打△5一金寄▲3二と△4五歩▲4四角△6五銀▲4二と△6六桂(下記B図)が一例で、後手の攻めの方がわずかに早いとの見込みです。

_bb64しかし実戦は(3)△6九角でした。
「攻めるにしても予想外でした」(村田顕五段)
「▲5九香と打ったのでは先手がつらそうです。先手はここで何かやるしかないですが、何を指せばいいか」(菅井六段)

(虹)

やや後手ペースか

_b51「5三の銀を6四へ逃がせたので、後手を持ってみたいです。ただ▲3一飛と打ってこれからでしょうか。形勢自体は難解ですね」(村田顕弘五段)

P1280584_1600c_akii (村田顕五段が検討に加わった。控室には各棋士が入れ替わりで訪れている)

(虹)

16時頃の控室

P1280574_1500ahasegawa_2 (長谷川優貴女流二段が来訪)

P1280565_1600b (外出から戻ってきた村田智穂女流二段と継ぎ盤を囲む)

(虹)

互いに引かぬ

_b42_2本田女流三段が6筋・3筋と動き、里見女流二冠が自然に応じています。「こういう展開、里見さんは以前から得意でしょうね」と千田五段。

_b44▲6五桂に△3六歩!と踏み込みました。代えて△4二銀と引く手が本線として検討されていたため「おお!逃げませんか!」と控室に声が響きます。

P1280552_z2_honda (千日手局と同様に攻め合いの中盤戦へ)

(虹)

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