(続いて、里見香奈・第24期倉敷藤花の就位式が行われた)
(谷川浩司・日本将棋連盟会長が就位状を読み上げる)
(就位状を受け取る里見香奈倉敷藤花)
(続いて伊東香織・倉敷市長から大山名人杯が手渡される。非常に重いもので、スタッフが後ろから支えている)
(山陽新聞社からの記念品目録授与)
(室谷由紀女流二段にも目録が手渡された)
(翔)
終局後、両対局者は大盤解説会場で感想戦を行いました。
(解説の菅井竜也七段と聞き手の山口絵美菜女流1級は、13時の開演から終局の15時21分まで、休憩なしで出演し続けた)
(対局者が登壇)
(大盤を使っての感想戦)
(室谷由紀女流二段)
(里見香奈倉敷藤花)
(菅井七段の質問に考え込む里見倉敷藤花)
(難解な終盤戦が続いたため、何度も頭に手をやった)
(感想を求められ、客席に向かって語り掛ける室谷女流二段。最後は涙声で「この経験を棋士人生に生かしたい」と話した)
(終局後、大盤解説会場で伊東香織・倉敷市長から大山名人杯を授与される里見香奈倉敷藤花)
第24期大山名人杯倉敷藤花戦第3局は、145手で里見香奈倉敷藤花が勝ちました。終局時刻は15時21分。消費時間は▲里見1時間58分、△室谷2時間0分(チェスクロック使用)。これで三番勝負は2勝1敗となり、里見倉敷藤花の防衛が決まりました。2年連続7期目の保持となります。
室谷女流二段が懸命のがんばりを見せていますが、駒損が広がって受けが難しくなっていっています。里見倉敷藤花の防衛が近づいています。
(就位式に出席する伊東香織・倉敷市長も継ぎ盤の横に立っている)
上図から▲8五桂△8一桂▲7三桂成△同桂と進んで千日手になるかと思いましたが、里見倉敷藤花は▲9五歩と打ちました。
有吉九段は「いい手だねえ」。これで後手玉は寄っていると見られています。
里見倉敷藤花に強烈な一手が出ました。▲9三金は△同桂なら▲7三角成で詰みがあります。
しかし室谷女流二段も△9四歩と最善のがんばりを見せています。決まったわけではないようです。
(控室に有吉道夫九段が再訪した)