時刻は11時30分を回り、46手目△3五歩まで進みました。スルスルと右銀を進めて敵陣に成りこんだ里見倉敷藤花に対し、伊藤女流二段は△5一角~△7三角という角の転回で反撃の形を作ってます。昼食休憩は12時。果たして午前の間に局面はどこまで進むのでしょうか。
(夏芽)
11時になり、両対局者にはフルーツの盛り合わせと紅茶(ホット)が出されました。
10時52分、里見倉敷藤花が▲3五歩と3筋から仕掛けました。ここまでの消費時間は▲里見倉敷藤花14分、△伊藤女流二段36分です。
(控室では佐藤康光会長が、有森七段と継ぎ盤を挟んでいる)
開始30分が経過しました。戦型は伊藤女流二段の向かい飛車に対し、里見倉敷藤花が左美濃に組んでいます。
(控室では有森浩三七段がインターネット中継の解説を務めている)
定刻の10時になり、対局が始まりました。第1局と先後を入れ替え、本局は里見倉敷藤花の先手です。
◆里見 香奈(さとみ かな)倉敷藤花(女流王座・女流名人・女流王位・女流王将)◆
◆伊藤 沙恵(いとう さえ)女流二段◆
(里見倉敷藤花は連勝で防衛を決められるか)
(伊藤女流二段は本局を制し、最終局に持ち込みたい)
(9時54分、初形の配置に駒を並べ終え、あとは開始を待つのみとなった)
(対局開始20分前の対局室)
(左から伊東香織倉敷市長、佐藤康光日本将棋連盟会長、立会人の山田久美女流四段)
(記録係の神内初段が盤、駒、駒台の手入れをしている)
(9時50分、両対局者はほぼ同時刻に対局室に入った)