(大盤解説会は盛況で、座席が追加されていた)
(解説の菅井竜也五段)
(菅井五段、村田女流二段が対局者のようすを見ながら心情を代弁していた)
(翔)
現在、△6三銀の局面。既に先手が随分と盛り返したと見られています。▲8四歩(上図)で△8二飛と逃げる順が有力視されていました。本譜の△8四同飛で▲8五銀が飛車取りの先手になってしまったからです。
(第81期棋聖戦のときに揮毫されたもの。横幅が1メートルを超す、非常に大きな板だった)
(対局再開。里見倉敷藤花が△4二金を指す)
(△4二金を見て考える甲斐女流王位)
(現地は雨が降り、山には霧がかかっている)
(対局室には、再開約15分前に両対局者が戻った)
(里見香奈倉敷藤花)
(甲斐智美女流王位)
(観戦記を担当する北村實・大山名人記念館、記録係の室田伊緒女流初段、立会人の清水市代女流六段が見守っている)
(13時より少し前に、大盤解説会が再開)
(次の一手の当選者が発表される)
(色紙を贈呈する菅井竜也五段)
図の局面で12時になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲甲斐57分、△里見1時間3分(持ち時間各2時間、チェスクロック使用)。対局は13時に再開されます。
(里見香奈倉敷藤花は昼食の希望がなく、デザートとアイスティーが出された)
(甲斐智美女流王位の昼食はきつねうどん)
(玉峰山荘)
(2階建ての温泉宿)
(周囲の木々は色づき始めている)
(本局の告知が大きく行われている)
(だんだん)
(2階の客室を出ると、すぐに大パノラマが広がる)
(亀さん)
(館内には竹細工のアートが展示されている)
(田植えを表現した作品)
(昨日の前夜祭の写真が展示されていた)
(今回対局場を訪れている棋士・女流棋士の色紙など)
(こちらは第81期棋聖戦五番勝負が当地で行われたときの色紙や揮毫扇子)
(他にも多くの写真や色紙が飾られている)
(こちらは今年3月に里見倉敷藤花が訪れたときのもの)
(大盤解説会は24手目△2四角成の局面で次の一手が出され、休憩に入った。少しして▲2六香が指されたので解説会場に向かおうとした3人だったが、関係者から「皆さん、お食事に行かれて会場にはほとんど人がいません」と告げられて驚く。休憩前に「ここは(甲斐女流王位が)長考します」と言ったことが関係しているだろうか。大盤解説会は13時に再開することが決まった)
(現地の大盤解説会は既に100人近くのファンが来場している)
(清水市代女流六段)
(村田智穂女流二段と菅井竜也五段)
清水「里見さんは21歳、倉敷藤花戦は21期。ということは里見さんが生まれた頃から倉敷藤花戦をやっていただいているんですね。私、第1期に出たんですが。……さ、手の解説を」菅井「はい。この△5四歩(6手目)はですね。▲7八飛だと△4五角と打とうということです。△5四歩を突いていなければ▲7六角があるのですが、この場合は5四歩が▲4三角成を防いでいます」
(現地は強い雨が降っている)