終局直後
(対里見倉敷藤花戦で初勝利を挙げた室谷女流二段。タイトル奪取まであと1勝。報道陣が入ってからもしばらくは険しい表情だった)
(敗れた里見倉敷藤花)
(感想戦の前に、山陽新聞による簡単なインタビューが行われた)
◆室谷女流二段の談話
――一局を振り返っていかがですか。
室谷:後手番になったら△4四歩と止めて本譜のように指そうかなと思っていました。中盤は難しくてわかりませんでしたが、4三の金が働くかどうかが鍵かなと思いました。
――ご自分のほうに流れがきたと感じたのはどの辺りでしょうか。
室谷:少しずつ指しやすいとは思っていたのですが、玉頭戦になるとよさそうな手順も結構難しいので、最後のほうまでわからなかったです。
――第2局は倉敷での対局となります。意気込みをお願いします。
室谷:倉敷はずっといきたかった場所ですので、そこで対局ができるのはとてもうれしいです。公開対局は初めてなので緊張すると思いますが、普段通りに自分の将棋が指せればと思います。
◆里見倉敷藤花の談話
――一局を振り返っていかがですか。
里見:3七の銀が残ってしまったので、その分、ちょっと苦しかったかと思います。
――次の第2局、倉敷で巻き返しを期されると思いますが、意気込みをお願いします。
里見:しっかり考えて、一生懸命指そうと思います。
(睡蓮)