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図は14時50分頃の局面。貞升女流初段は少し前に持ち時間を使い切って1分将棋に入っています。山田女流三段は80手の時点で9分残していました。後手は天王山の位を先手に譲って苦しくなっています。そこで貞升女流初段は、△3五銀と出て1筋と3筋を絡めた非常手段の攻めに出ています。玉頭戦で手にすることができれば逆転の目が出てきますが、現状は先手がかなり優勢と見られています。
昼休明けに険しい表情を見せる貞升女流初段。
(八雲)