第20期倉敷藤花戦三番勝負第1局

2012年11月 8日 (木)

午後の控室1

午後になり、たくさんの女流棋士が控室を訪れた。

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(左は高群佐知子女流三段、右は関根女流六段)

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(井道千尋女流初段と藤井九段)

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(渡辺弥生女流1級)

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(竹部さゆり女流三段)

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(矢内女流四段と同門の千葉幸生六段も応援に駆け付けた)

(紋蛇)

今日の千駄ヶ谷

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(鳩森神社。秋の柔らかい光が差し込んでいる)

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(狛犬)
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(ススキが風に揺れている)

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(「イチョウはまだ色づいていないね」と控室で話されていた。イチョウの後ろは富士塚)

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(将棋会館前のモミジも色づいていない)

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(今日は暖かいので、控室では冷房が入れられている)

(紋蛇)

対局再開

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(里見倉敷藤花は10分前、矢内女流四段は5分前に対局室に戻ってきた)

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(再開後の一手は△4八同馬)

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(里見倉敷藤花はすぐに取り返す)

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(矢内女流四段の指し手が注目されていたが△8八角だった)

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(△8八角を見た里見倉敷藤花は、扇子でばさばさとあおぐ)

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(矢内女流四段は前傾姿勢)

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(1分ほど考えて、6六に角を合わせた)

(紋蛇)

昼食休憩時の特別対局室


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(盤面)

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(里見倉敷藤花側から見た対局室)

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(里見倉敷藤花の王将)

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(里見倉敷藤花側から窓を見ると、新宿の高層ビル)

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(矢内女流四段側から見た特別対局室)

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(矢内女流四段の玉将)

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(矢内女流四段側から窓を見ると、鳩森神社)

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(本局はチェスクロック使用だ)

(紋蛇)

昼食休憩

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図の局面で矢内女流四段が20分ほど考えたところで12時になり、昼食休憩に入りました。消費時間は▲里見1時間7分、△矢内52分。昼食の注文は、里見倉敷藤花が「うな丼・ざるそばセット」(みろく庵)、矢内女流四段は注文なし。対局は13時に再開です。

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(みろく庵の「うな丼・ざるそばセット」)

※対局者と同じものを注文して撮影しました。

(紋蛇)

午前中の控室

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(手前左は立会人の藤井九段。手前右は藤井九段の師匠の西村一義九段)

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(「大乱戦。大乱戦だけど、定跡化されつつある進行ですね」と藤井九段)

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(「私の時代には考えられない将棋だ」と西村九段)

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(関根紀代子女流六段も訪れた。関根女流六段は矢内女流四段の師匠である関根茂九段の夫人)

(紋蛇)

長考する里見

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図は△7三銀と8二銀を上がった局面。矢内女流四段の新手で、前例では△7三桂が指されていました。この手を見て里見倉敷藤花が長考に沈んでいます。

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対局開始前

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(立会人の藤井猛九段は対局者よりも早く入室していた)

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(王将をすえる里見倉敷藤花)

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(駒を並び終えて、めい想する矢内女流四段)

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(振り駒は1回目は振り直し。2回目は歩が3枚出て、里見倉敷藤花の先手になった)

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(対局開始を待つ両対局者)

(紋蛇)

石田流から大乱戦へ

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1図は▲8八同飛と角を取った局面。▲8八同銀なら穏やかでしたが、里見倉敷藤花は飛車で取りました。△4五角もあるので強気な一手です。以下△4五角▲7六角△4二玉▲3八銀△5四角▲7八飛△7六角▲同飛△2八角と進んで図2。

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香取りが受からないようですが、▲5五角から飛車を奪って▲1八飛と角を捕獲するのが定跡の一手。(図3)21

そして△3九角打をつなぐのも実戦例がある形です。(図4)

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(紋蛇)

対局開始

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(定刻10時になり、対局開始)

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(里見倉敷藤花の初手は▲7六歩)

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(矢内女流四段は△3四歩)
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(里見倉敷藤花の作戦は石田流だった)

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(矢内女流四段は予想していたかのように、ノータイムで角を交換)

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(気持ちを落ち着けるためにお茶を一口)

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(頬を膨らませて少考する里見倉敷藤花)

(紋蛇)

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