2021年7月25日 (日)

A7306134 (だいこく様。重さは約30トンで、石造りとしては日本一のだいこく像とのこと)

A7306137_2 (えびす様。海の仲間であるイルカ、タイ、トビウオに守られて大海原を渡る姿を造形したとのこと)

A7306135

A7306131(獅子山。谷底へ突き落とした親獅子の2頭と子獅子がいる構図だ。千代田区指定有形民俗文化財に登録されている)

第1局の対局場である「神田明神」は、東京都千代田区外神田に鎮座する神社です。正式名称は「神田神社」。2年に1度、日本三大祭りの一つとして数えられる「神田祭」が開催されます。本来ならば今年5月に行われるはずでしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて主な行事は中止となり、神事のみが執り行われました。

【神田明神とは|江戸総鎮守 神田明神】
https://www.kandamyoujin.or.jp/profile/

A7305047

A7305029(本殿)

A7305030(本殿にも熱中症対策でミストシャワーが設置されていた)

A7305017

A7305028結婚式場がある明神会館。昨日は叡王戦の記者会見場として使用された)

A7305015(コロナ対策で竜の口から流れ出る水は止められ、奥の流水式のみになっていた)

A7305024

A7305038_2

20210725_48_215時40分頃、図の局面を考慮中に藤井王位・棋聖は残り1時間を切りました。一方の豊島叡王は1時間20分ほど残しています。3九角は△2八歩成を防ぐために打った角ですが、受け一方になると先手がおもしろくありません。A7306237(藤井王位・棋聖はいつも通り、時間を惜しまず使うスタイルで戦っている)

撮影用の午後のおやつを島九段と佐藤九段に食べてもらいました。

A7306462(「おいしゅうございます。夕ご飯はいらないですね」とミルクレープを口に運ぶ島九段)

A7306512_2(「プレミアムミルキーバターサンド」を手に撮影)

A7306525(島九段の勧めで佐藤康九段も「プレミアムミルキーバターサンド」をパクリ)

15時、午後のおやつの時間になりました。メニューは豊島叡王が「山形県産佐藤錦のミルクレープ(厳選素材)」、藤井王位・棋聖が「プレミアムミルキーバターサンド」。飲み物はどちらも「リオレッドグレープフルーツジュース」です(豊島叡王は氷なし)。お菓子はいずれも不二家のものです。

A7306410_2 (豊島叡王のおやつ)

A7306392(藤井王位・棋聖のおやつ)

20210725_39

図の局面で豊島叡王は腰を落として考えています。▲2四歩の具体的な狙いは▲8七銀△8二飛▲8三歩△同飛▲2三歩成△同金▲5六角です。

14時頃の控室では、日本将棋連盟会長の佐藤康光九段と立会人の島朗九段が継ぎ盤で検討していました。隣では石井健太郎六段が関係者に解説中。石井六段は9月発売の『将棋世界』10月号で池永天志五段と第1局、第2局の解説を担当します。

A7306366

A7306379(佐藤九段)
A7306384(島九段)

A7306372_2(図から△2七歩の変化が調べられていた)A7306390(石井六段)

昨日15時45分頃、現地に集合した関係者一行は、対局検分の前に神田明神の本殿で対局の成功祈願を行いました。

A7305064(明神会館から本殿に案内される様子)

A7305072

A7305078

A7305144

A7305129

A7305273_3

A7305308

A7305367(祈願のあとは本殿の前で記念撮影が行われた)

20210725_3612時、この局面で藤井王位・棋聖が約17分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は☗藤井1時間38分、☖豊島1時間21分。対局は13時に再開されます。
昼食の注文は、豊島叡王が「軍鶏親子丼、アイスレモンティー」、藤井王位・棋聖が「明神カツカレー(東京ビーフカツ)」です。

「明神カツカレー」は、年間60しか生産されない幻の黒毛和牛「東京ビーフ」が使用されています。

A7306195(豊島叡王のメニュー)

A7306189(藤井王位・棋聖のメニュー)

20210725_19_2戦型は角換わり。第1図の▲2四歩を境にして、乱戦になりました。直前に△3三銀と上がって飛車先交換を防ぐ手段もあったので、豊島叡王が誘った格好です。すでに前例はありません。

20210725_28少し進んで第2図。▲8八同銀は△同角成で先手の銀損となるため、必然的に▲3三飛成と飛車角交換することになります。

20210725_34

11時20分現在、第3図まで進んでいます。先手は持ち歩の多さが主張点。後手は持ち駒の飛車に期待しています。「序盤は飛車より角」という格言がありますが、長期戦になれば飛車を手持ちにしている後手が有利になりやすいといえます。