豊島竜王・名人の辛抱 パタパタと上図、竜の捕獲が実現しました。以下、▲2二竜△同金▲3九金と進んでいます。豊島竜王・名人は金を自陣に投入し、飛車打ちのキズを消しました。対して急いで攻めるなら△2八歩、じっくり指すなら△6二銀(▲3四桂なら△3二金▲4二桂成△同金で遊び気味の金を使う)が考えられます。 (自陣に金を打ち、キズを消した豊島竜王・名人)
関西将棋会館案内(3階) 3階以上は基本的に関係者以外は入れません。限られた分だけですが、紹介します。 (事務室、棋士室、宿泊室のある3階) (棋士室の書庫。『将棋世界』誌がズラリ) (最新の9月号の表紙は藤井聡太棋聖) (付録。女流棋士が解説を受け持つのは珍しい) (エレベーターホールには木村義雄十四世名人の肖像画)
早い展開に 上図は△4四角▲5六歩に△2五歩と合わせたところ。永瀬叡王が2筋から動こうとしたところ、▲6八角△2六歩▲同銀△同飛▲同金△同角と一気に激しくなりました。さらに▲2五飛で下図。 以下、△4四角▲2一飛成△2二金▲1一竜△2一金打と進むと竜が捕まります。控室の空気は一転、竜を取られると先手が厳しいのではないかとの声が上がりました。 (永瀬叡王に流れがきつつあるか)
16時過ぎの局面 図は16時過ぎの局面。先手の1歩得になりました。互いにまだ攻めかかる態勢ではありませんが、金銀については動いた手数が先手のほうが多く、活用しやすい状況で先手が指しやすいと見られています。 (豊島竜王・名人は不満のない序盤戦になったか)
関西将棋会館案内(2階) 2階は道場になっています。 (開場前。窓の光が明るく差し込む) (お手製のビニールカーテンを挟んで対局する) (コロナ対策も念入りに) (指導対局のコーナー) (本日の担当は児玉孝一八段)