2025年6月13日 (金)

柏市は千葉県の北西部にあり、北の利根川をはさんで、茨城県の取手市や守谷市と接しています。都心へのアクセスがよい一方、北部の利根川沿いや東部の手賀沼沿いには豊かな自然が残っています。

12日に市内を取材しました。まずは対局場のある、柏の葉エリア。つくばエクスプレスの「柏の葉キャンパス駅」が最寄り駅です。周辺は「柏の葉スマートシティ」として整備が進んでいます。すぐ近くにある「柏の葉公園」は市民の憩いの場。園内には「柏の葉公園総合競技場」もあります。

Dsc_5620(柏の葉キャンパス駅)

Dsc_5657(柏の葉には、大学のキャンパスなど教育機関が多く、若者の姿をよく見かけた)

Dsc_5633(柏の葉アクアテラス。自然と共生した街づくり)

Dsc_5755(柏の葉公園)

Dsc_5697(関東地方は10日に梅雨入りした。あじさいの季節である)

Dsc_5724(柏の葉公園総合競技場。かつてはJリーグ/柏レイソルのホームスタジアムだった)

Dsc_5732(現在はジャパンラグビーリーグワン/NECグリーンロケッツ東葛の本拠地)

Dsc_5605(柏の葉キャンパス駅にて。グリーンロケッツの巨大広告)

本局はABEMAで動画配信されます。出演者は阿久津主税八段、黒沢怜生六段、室谷由紀女流三段、和田はな女流1級です。

【叡王戦第5局|ABEMA】
https://abema.tv/channels/shogi-live/slots/CiZ5gqD4JDeffd

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また、日本将棋連盟の公式YouTubeでは、対局終了後の14日夜(22時予定)から第5局の振り返り配信ライブを行う予定です。解説は山川泰熙四段と高橋佑二郎四段です。正式な開始時刻は日本将棋連盟公式X等でご案内いたします。

【日本将棋連盟YouTubeライブ】
https://www.youtube.com/live/7A8hHy6WNAU

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現地の大盤解説会は、対局当日の14時開始。対局場と同じ建物内にある、三井ガーデンホテル柏の葉2階で行われます。チケット販売(S席40人、A席240人)は終了しています。
大盤解説には、佐々木勇気八段、高見泰地七段、三枚堂達也七段(以上、解説者)、加藤結李愛女流二段(聞き手)、勝又清和七段(パソコン操作)、門倉啓太六段(大盤S席限定解説)が出演します。

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駒テラス西参道(東京都渋谷区)の大盤解説会はチケット販売中です。14日の15時から解説開始。解説は飯島栄治八段、聞き手は砂原奏女流2級。料金は5,000円、先着40名まで。詳しくは以下のリンク先にて。

【駒テラス西参道 叡王戦第5局 大盤解説会】
https://www.komaterrace.com/info/2025/05302150211976.html

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第10期叡王戦は、伊藤匠叡王が2勝、斎藤慎太郎八段が2勝と相譲らず、決着は最終第5局に持ち込まれました。
第5局は2025年6月14日(土)、千葉県柏市「柏の葉カンファレンスセンター」で指されます。対局開始は10時。持ち時間はチェスクロック式で各4時間、切れたら一分将棋。昼食休憩は12時30分から1時間。立会人は木村一基九段、記録係は鈴木廉太郎三段(飯塚祐紀八段門下)。第5局の先後は振り駒で決まります。棋譜コメントを琵琶、ブログ更新を牛蒡が担当します。よろしくお願いします。

【第5局 棋譜中継】
http://live.shogi.or.jp/eiou/kifu/10/eiou202506140101.html

【主催=株式会社不二家】
https://www.fujiya-peko.co.jp/eiou/
【主催=日本将棋連盟】
https://www.shogi.or.jp/
【特別協賛=ひふみ】
https://hifumi.rheos.jp/
【協賛=中部電力株式会社】
https://www.chuden.co.jp/
【協賛=株式会社豊田自動織機】
https://www.toyota-shokki.co.jp/
【協賛=豊田通商株式会社】
https://www.toyota-tsusho.com/
【協賛=日本AMD株式会社】
https://www.amd.com/ja.html
【協賛=アパリゾート佳水郷】
https://www.apahotel.com/resort/kasuikyo/
【第5局協賛=三井不動産】
https://www.mitsuifudosan.co.jp/

Dsc_5995(三井ガーデンホテル柏の葉。2階にカンファレンスセンターがある)

Dsc_6000_2(入り口正面)

Dsc_6005(奥がホテルのフロント)

2025年5月26日 (月)

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■斎藤慎太郎八段
――角換わりは予定だったか。
斎藤 ▲1五歩(27手目)と(位を)取るくらいまではこうやろうかなと。
――ここまで相掛かりが続いていた。
斎藤 黒星先行になったので気分を変えて、という感じで思っていました。
――長い中盤戦が続いて一分将棋に入った。
斎藤 じりじりした中盤戦であまり展望は見えてなくて自信はなかったんですけども、▲6一角(81手目)と打ったあたりでチャンスが来たかなと思ってはいたんですが、そのあと金銀をたくさん取られて自信があったわけではなかったです。
――▲3五銀(121手目)は鋭い踏み込みだった。
斎藤 銀取りだったのを活用して自玉がちょっと安全になったような気がしたので、そこは少し見通しが立ってきたかなと思っていました。
――一局を振り返って。
斎藤 序盤は先手番としては妥協したような感じで自信はなかったんですけども、息長く中終盤に備えたあたりの辛抱が実ったところがあるのかなと思います。
――第5局に向けての意気込みを。
斎藤 ここまでと変わらず、平常心で臨めるようにと思います。

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■伊藤匠叡王
――序盤の進行は想定していたか。
伊藤 相早繰り銀の可能性もあるかなと思っていたんですけども、いろいろ組み合わせが多いと思うので、そのあたり構想をどう練っていくかという将棋だったかと思います。
――長い中盤戦、どのように考えていたか。
伊藤 こちらは△5四銀(42手目)から△4三銀(44手目)と引きつけたんですけれども、7筋方面から開拓されたときに対抗策が見えなくて、自信のない展開にしてしまったかなと感じていました。そこからは終始、自信のない展開かなと感じていました。
――最後まで苦しいままだったか。
伊藤 一分将棋に入ってからは好転していた場面もあったかもしれないですけど……。自陣に金銀を打ちつける展開になったんですけど、駒を使った割にあまり機能していなかったかなと思うので、そこでまた苦しくしたかなと思います。
――一局を振り返って。
伊藤 自信のない時間帯が長かったので、中盤の構想力を磨いていかないといけないかなと感じました。
――第5局に向けての意気込みを。
伊藤 精いっぱい頑張りたいと思います。

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斎藤八段が伊藤叡王に勝ちました。終局時刻は19時54分。消費時間は両者4時間。挑戦者が2勝として叡王に追いつき、五番勝負はフルセットに。第5局は6月14日(土)、千葉県柏市「柏の葉カンファレンスセンター」で行われます。

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斎藤八段も持ち時間を使いきって秒読みに入りました。一気に戦いのスピードが加速しています。検討陣は桂で銀をはがせる先手の調子がいいと見ています。伊藤叡王の△6九角(78手目)は佐藤康九段いわく「『危険』に1票を入れたい」という手ですが、実戦的に嫌みな手でもあります。容易に結論が出ません。

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伊藤叡王は△7三桂(70手目)の考慮中に持ち時間を使いきり、1手60秒の秒読みに入りました。まだまだ中盤戦ですぐに終わる気配はありません。対局室の映像から秒読みの声が聞こえてくると、佐藤康九段ら検討陣は思わず画面に目をやりました。

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