2022年5月23日 (月)

関係者食事会(1)

18時から「三井ガーデンホテル」で関係者食事会が行われました。両対局者や関係各位のあいさつを紹介します。

Dsc_9804_2(河村宣行・不二家代表取締役社長)

「五番勝負のおやつは、対局されるお二人に好みをお聞きして、ご用意させていただきました。私どもの製品が、疲れた頭脳の栄養補給になり、また、心身の癒やしになれば幸いでございます。明日の対局は日本中の将棋ファンが注目しておられますから、叡王戦の歴史に新たな一ページを残すような大熱戦になることを期待しています」

Dsc_9834(佐藤康光・日本将棋連盟会長)

「ここ1、2年でAIを使った研究がプロ棋士の間でも導入されてきました。それによりまして将棋の新たな一面といいますか、奥深さが見えてくることが多くなりました。今期の第1局、第2局も、いままでにない新しい時代の序盤戦から中、終盤戦となっております。いよいよ第3局ですが、両対局者におかれましては、全力を出しきって素晴らしい棋譜を残していただきたいと思いますし、ファンの皆様におかれましては、明日からの対局をご注目いただいて、楽しいひとときを過ごしていただけたらと思います」

Dsc_9853(湯浅光裕・レオスキャピタルワークス代表取締役副社長)

「私たちは投資信託という、目には見えないものを販売させていただいております。以前、藤井叡王が『盤上は宇宙のように自由で、いろんなことができる』とおっしゃっていましたが、私たちの投資の世界もとても広くて、なかなか形を見せることができません。形がないものをお伝えするのは難しいのですが、私たちが行っているのは『顔が見える投資』です。1度ホームページを見ていただければと思います。明日からのお二人のご健闘をお祈りします」

Dsc_9865001(植田俊・三井不動産取締役専務執行役員)

「柏の葉は、いまや日本を代表するスマートシティになりました。直訳すると『賢い街』ということになります。このスマートシティで、スマートなお二人の、ホットでかつクールなバトルが繰り広げられます。そして、この場所から新たなレジェンドが生まれると考えただけでワクワクしています。対局に当たりましては、最適な環境を提供させていただくとともに、円滑な運営にご協力できますよう、スタッフ一同、全力でサポートして参りたいと思います」

Dsc_9907(太田和美・柏市長)

「将棋のタイトル戦につきましては、本市におきましても2011年、国指定重要文化財である旧吉田家住宅において、第82期棋聖戦五番勝負が開催されました。また、叡王戦につきましては、柏市在住の石田和雄九段が指導された高見泰地七段が第3期叡王になったということで、大変ご縁のあるタイトル戦でもございます。明日の大一番がお二人にとりまして、その力を出し尽くす対局になりますことを祈念いたします」

Dsc_9951(桜田義孝・衆議院議員)

「私の生まれ育った土地で叡王戦が行われるということで、こんなに素晴らしいことはありませんし、大変な名誉だと思っております。いまでも石田九段にときどき教わって、柏の道場に顔を出させていただております。私は小さい頃から将棋が大好きでして、柏市で将棋文化が根付くことを、心から願っています」

(書き起こし=玉響 撮影=琵琶)