2023年11月18日 (土)

記者会見

里見倉敷藤花への質問では、倉敷藤花9連覇、通算14期獲得のことについてや、西山女流四冠への挑戦が近い他棋戦のこと、今日は家族が公開対局に顔を出されたことなどに触れられました。

Kisha01 (質問に答える里見倉敷藤花)

Kisha03
西山女流四冠には本棋戦に関すること以外にも、公式戦の朝日杯将棋オープン戦の活躍や棋士編入試験の資格獲得に近づいていることなどが聞かれました。

Kisha05 (同じく西山女流四冠)

Kisha07

以上で大山名人杯第31期倉敷藤花戦の中継を終了します。第32期もお楽しみに。

(飛龍)

就位式

決着がつくと直ちに就位式が行われるのが本棋戦の特徴です。

Shuui01 (日本将棋連盟常務理事の清水女流七段が就位状を読み上げる)

Shuui02 (手渡された就位状を受け取る里見倉敷藤花)

Shuui04 (続いて伊東市長から大山名人杯授与)

さらに両対局者には、対局記念品として「このいとtsumugu紡(つむぐ)」のインディゴ染めのニットと、倉敷布あったかセットの詰め合わせが贈られました。

Shuui09_2(この場では目録のみ、倉敷市文化振興財団の岡理事長から里見倉敷藤花に)

Shuui10 (西山女流四冠には仮谷寛志・山陽新聞社常務取締役倉敷本社代表から)

Shuui06 (挨拶に立つ里見倉敷藤花。最初は硬さが目立ったが……)

Shuui07(徐々に柔らかい表情も見られるようになった)

「今期の倉敷藤花戦は大山先生の生誕100周年で、第1局から倉敷市で対局させていただきました。本当に細やかなところまで、お心使いをいただきまして対局に集中することができました。今日の将棋はすごく苦しかったのですが、諦めずに指すことができたのが、よい結果につながったのかなと思う反面、これからも日々精進してまいりたいと思っております」

(飛龍)

感想戦

Kansou03(舞台袖から菅井八段、大島女流初段登場)

Kansou04(感想戦に使う盤駒はポイントの局面を並べるのも一苦労)

Kansou06 (里見倉敷藤花が本局を振り返る)

Kansou08(西山女流四冠も感想を述べた)

(飛龍)

終局直後

終局後、大盤解説会場から菅井八段、大島女流初段がホールに移動しての感想戦となります。

Kansou01 (それまでの間、両者は感想を交わす)

Satomi06 (苦しい将棋をものにした里見倉敷藤花は9連覇達成)

Nishiyama06(西山女流四冠は好局を勝ちきれなかった)

(飛龍)

里見倉敷藤花が2連勝で防衛

投了図

大山名人杯第31期倉敷藤花戦三番勝負第2局は、171手で里見倉敷藤花が勝ちました。終局時刻は15時45分。消費時間は▲里見倉敷藤花2時間0分、△西山女流四冠2時間0分(チェスクロック使用)。

この結果、三番勝負は里見倉敷藤花が2連勝。9連覇、通算14期目のタイトルを獲得しました。

(夏芽)

混戦に

Kurashikitouka202311180101_138互いに秒読みになり、局面は混戦になってきました。

Pamph1 (第2局以降のパンフレット。中央下には今年の青空将棋道場のときの写真が)

Pamph2(よく見ると本局に関わる女流棋士3人がそろって写っていた)

(飛龍)

里見倉敷藤花も1手60秒の秒読みに

Kurashikitouka202311180101_128

続いて里見倉敷藤花も持ち時間を使いきりました。以降は両者ともに1手60秒未満の着手となります。

Satomi05 (里見倉敷藤花も持ち時間を使いきった)

(飛龍)

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