第44期決勝三番勝負第1局 Feed

2013年10月 3日 (木)

後手一手損角換わりから「1手得」した形

01_20 図は11時前の局面。後手が通常より1手得している形で一手損角換わりの構えが採れています。

P1080672_zumen_huji01 (通常よりも手損をした形を選んだ藤森四段の狙いやいかに)

(虹)

対局開始からしばらく

P1080770_asago01 (両対局者が深々と頭を下げて対局開始。一斉にフラッシュがたかれた)

P1080779_asago02 (藤森四段は初手▲2六歩と着手)

P1080786_asago03 (対する都成三段は少し間を置いてから△3四歩と応じる)

P1080800_asago04 (もうひとつ飛車先の歩を伸ばして扇子をパタパタ)

P1080799_asago05(意表を突かれたのか、都成三段は下を向いて考え始めた)

(虹)

対局開始前の様子

P1080679_asamae01 (9時40分、すでに藤森四段は上座に着座していた)

P1080694_asamae02 (都成三段が入室するのと入れ替わりで藤森四段は席を外した)

P1080700_asamae03 (都成三段もいったん席を外し、関係者のみが部屋に残る)

P1080738_asamae04_hurikoma (しばらくして両者が出揃い、振り駒が行われた。歩が3枚出て、藤森四段の先手が決まる)

(虹)

藤森四段、居飛車力戦を目指す

01_7 開始からしばらくしての局面。控室には本局の立会人を務める山崎隆之八段が来訪しており、「ここまでは藤森さんが都成君の将棋をよく研究していると言えそうです。都成君は振り飛車党でありながら居飛車も指すのですが、同じ居飛車への誘導でも、経験の多そうな横歩取りなどではなく、居飛車の力将棋に誘導しようとしている感じです。駆け引きがあり面白い出だしですね」と印象を語りました。

P1080764_asa_yamasaki (立会人の山崎隆之八段、記録係の福間健太三段)

(虹)

第1局、対局開始

振り駒の結果、藤森四段の先手に決まりました。対局は定刻の10時に開始。

P1080743_asa_hujimori_3

(朝の藤森哲也四段)

P1080812_asa_tonari (朝の都成竜馬三段)

P1080774_asa_heya (対局開始直後の御上段の間)

(虹)

2013年10月 2日 (水)

決勝三番勝負第1局は10月3日(木)10時開始

第44期新人王戦決勝三番勝負がいよいよ始まります。決勝戦には藤森哲也四段と都成竜馬三段が名乗りを上げました。
前期決勝で惜しくも涙をのんだ藤森哲也四段がリベンジを果たすのか。はたまた、勢いある若手棋士勢を相手に快進撃を続けてきた都成竜馬三段が、奨励会員では初となる本棋戦優勝を成し遂げるのか。双方にとって「棋戦優勝」以上の意味合いがある注目の戦いとなります。
第1局は関西将棋会館にて、10月3日(木)10時開始予定。持ち時間は各3時間。先後は振り駒にて決定します。立会人は山崎隆之八段、記録係は福間健太三段が務めます。

T20131003 (トーナメント表)

本局の中継は、棋譜・コメント入力を潤記者が、本ブログを虹が担当致します。
どうぞよろしくお願い致します。