2019年10月19日 (土)

現地大盤解説会詳細

三番勝負の現地大盤解説会は、加古川市立青少年女性センター(4階 大会議室)で行われます。

開催日時    第1局:19日(土)13時~   
          第2局:20日(日)10時~
          第3局:20日(日)14時~(第3局がある場合のみ)

定 員      200名
参加費      無料(申込不要)
解説者      未定(多くの棋士が出演予定)

(会場までのアクセス)
JR加古川駅の南改札口を出てすぐ前のバス乗り場から「市役所前」まで約10分(JR加古川駅から徒歩20分)。加古川市役所の北隣にある緑色の屋根の建物です。

【加古川市立青少年女性センター】
https://bit.ly/2EumJBJ

Photo

(潤)

第9期加古川青流戦決勝三番勝負

おはようございます。第9期加古川青流戦(加古川市・公益財団法人加古川市ウェルネス協会・公益社団法人日本将棋連盟主催、神戸新聞社・BAN-BANネットワークス共催)は、池永天志四段と服部慎一郎三段による決勝三番勝負となりました。対局場は兵庫県加古川市の刀田山 「鶴林寺」。立会人は稲葉陽八段、記録係は上野裕寿三段(井上慶太九段門下)がそれぞれ務めます。対局開始予定時刻は以下のとおり。持ち時間は各1時間(チェスクロック使用)、使いきると1手60秒未満の着手となります。

第1局 10月19日(土) 13時開始予定
第2局 10月20日(日) 10時開始予定
第3局 10月20日(日) 14時開始予定 (第2局で決着しない場合のみ実施)

【第1局棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/seiryu/kifu/9/seiryu201910190101.html

三番勝負の棋譜・コメント入力は夏芽記者、ブログは潤が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

(潤)

2018年10月20日 (土)

ご観戦ありがとうございました

以上で、第8期加古川青流戦三番勝負の中継を終了します。第9期もお楽しみに。

Img_3028_2

(武蔵)

第2局 感想戦

表彰式のあと、場所を変えて感想戦が行われました。

Img_3784

Img_3796_2

Img_3795
Img_3788
Img_3792

Img_3804

Img_3802


(武蔵)

表彰式

場所を大盤解説会場に移し、表彰式が行われました。

Img_3739(井上九段から表彰状が手渡された)

Img_3750(トロフィーは岡田市長から)
Img_3765

Img_3756(優勝を決めた大橋四段)

大橋 2局とも序盤から難しい将棋でした。どちらも形勢が揺れ動く将棋だったんですが、うまくチャンスをつかむことができて、とてもうれしく思います。優勝した力を次に生かしていきたいと思います。

Img_3763(惜しくも敗れた梶浦四段)

梶浦 2局とも全体的に自分のほうが押されているなと感じるところがあったので、ちょっと力及ばずという気持ちです。ただ、こういった立派な舞台で指させていただいたので、この経験を糧にこれからも頑張っていきたいと思います。

Img_3778(最後は岡田市長のあいさつで締めくくられた)

(武蔵)

第2局 終局直後

終局後、すぐに両対局者にインタビューが行われました。

Img_3696(第8期加古川青流戦優勝を決めた大橋貴洸四段)

--大橋四段インタビュー

--第2局を振り返っていかがでしたか。
大橋 仕掛けの糸口を探すような将棋になりました。ずっと玉が薄かったので、どうだったか。あまり自信のある展開ではなかったです。

--勝ちを意識されたのはどのあたりですか。
大橋 ▲3一と(125手目)と、金を取ったところで勝ちになったと思いました。

--優勝した感想をお願いします。
大橋 結果を出せたことをとてもうれしく思います。経験を今後に生かしていければと思います。


Img_3706(敗戦の弁を語る梶浦宏孝四段)

--梶浦四段インタビュー
--第2局を振り返っていかがでしたか。
梶浦 自分から仕掛けて、反動をうまく利用されました。苦しくなったので、そのあたりの見極めが甘かったかもしれません。

--シーズンを振り返っての感想をお願いします。
梶浦 タイトル戦のような環境で指させてもらって、とてもいい経験になりました。ただ、2局で終わらせてしまったのは力不足だったと思います。


Img_3714(大盤解説会場に移動するため、駒は片づけられた)

(武蔵)

大橋四段が優勝

Seiryu201810200101_141第2局、▲大橋-△梶浦戦は141手で大橋四段が勝ちました。終局時刻は12時23分。消費時間は▲梶浦1時間0分、△大橋54分(チェスクロック使用)。大橋四段は2勝0敗として優勝を果たしました。

(飛龍)

最終盤に突入

118
互いに敵玉に向けて駒を進めます。どちらの攻めが速いでしょうか。

(武蔵)

先手持ちの局面

111
控室での見解は「先手好調」。△5四銀と逃げると▲4二歩で、かえって攻めが早くなりそうです。しかし、▲5五桂で大橋四段が持ち時間を使いきり、秒読みに入りました。福崎九段は、「先手が好調ですが、秒読みなのでまだまだわかりません」と、感想を残しています。

(武蔵)

王手馬取り

101
大橋四段は、文字どおりのノータイムで▲2一金と打ちました。△同玉なら▲6一飛、△2一同銀なら▲6二飛でそれぞれ王手馬取りがかかります。福崎九段は、「なるほど、馬を取れば先手陣にとっかかりがないと見ているんですね」とひと言。さらに、△2一同玉▲6一飛△4一歩▲6七飛成まで進めた局面を見て、「竜と馬が助さん格さんみたいやなあ」と福崎流の表現でまとめました。

Img_3643(鋭い切り返しを見せた大橋四段。ペースを握れるか)

(武蔵)