2021年9月26日 (日)

第3局感想戦

決着局の感想戦は例年どおり、青少年女性センターの和室で行われました。

Hattori32

Ida31

Kansou06

Kansou08

Kansou09 (記録係の上野三段は加古川市出身)

Kansou10(神戸新聞に後日、池田将之さんによる観戦記が掲載される)

以上で第11期加古川青流戦決勝三番勝負の中継を終了します。来期以降もお楽しみに。

Finish1

(飛龍)

続・表彰式とお楽しみ抽選会

Hattori30(優勝の挨拶を述べる服部四段。目録は2人とも預かってもらっている)

服部 第3局は「絶対にいい将棋を指すんだ!」と強い気持ちで挑みました。

Ida29 (井田四段にもコメントを求められ、言葉に詰まることもあった)

Hyoushou05 (岡田市長がにこやかに挨拶)

Hyoushou07 (脇九段の挨拶で表彰式を締められた)

Hyoushou08 (深々と礼)

Chuusen1 (両対局者は感想戦に向かい、大盤解説会場では続いてお楽しみ抽選会)

Chuusen2(村田女流二段のMCで手際よく進んだ)

(飛龍)

表彰式

Hyoushou01(賞状贈呈は日本将棋連盟専務理事の脇九段から)

Hyoushou02 (優勝カップと副賞贈呈は岡田市長より。写真はカップを渡すところ)

Hyoushou03_2 (副賞の目録とカップを手に)

Hyoushou04(同様に準優勝の井田四段にも)

(飛龍)

大盤解説会場で振り返り

終局後、両対局者は大盤解説会場に移動し、お客さんの前で第3局を振り返りました。

Ooban20 (両者登壇。指定局面が用意されていた)

Ooban22 (船江六段が進行役を務める)

Hattori28 (優勝した服部四段)

Ida27 (準優勝の井田四段)

Ooban23(大盤の駒を操作して活発に意見を交わす)

(飛龍)

第3局終局直後

Hattori26 (勝った服部四段は念願の初優勝)

Ida25 (井田四段は一歩及ばず)

Taikyokushitsu31(終局直後の対局室)

Taikyokushitsu33 (すぐにインタビューが行われた)

Hattori34

――第2局に続けて矢倉を選んだことについて。
服部 第2局で▲9六歩~▲9五歩と端の位を取った2手に代えて、▲5五歩(33手目)と先攻しようと決めていました。

――▲7七金(67手目)について。
服部 次に△6七金が見えていたので寄りました。ただ、5六に後手の歩が垂れていて、形勢は何ともいえないと思っていました。

――どのあたりから形勢がよくなったか?
服部 ▲2六角(73手目)△5二金の形になって、▲6四角(77手目)と桂取りに角を打ったとき、7九玉型が寄せられにくいので、少し指せているかと思いました。

――2年前(前回開催の第9期)に準優勝、そして今期は優勝。いまの気持ちは。
服部 第1局は割りと大敗で、昨日の夜は厳しいと思っていました。第2局も厳しかったのですが、何とか勝つことができてとてもうれしいです。

――第1局の感想戦後、しばらく盤から離れなかった。
服部 序盤から積極的にいった割りに勝負どころがなく大敗で、ちょっと唖然としていました。

――井田四段とは手の内を知り合った関係。どのような思いで対局に臨んだのか?
服部 普段から交流があるからこそ、負けたくないという気持ちが強かったと思います。

――次の目標は。
服部 この3局を自分で振り返って、ほかの棋戦でも活躍できるように頑張りたいです。

Ida33

――雁木を改めて選んだことについて。
井田 第2局の対局を終えてから、午後に何を指すかを考えていたのですが、第2局を負けたのが悔しくてリベンジできたらと思って同じ戦型を採用しました。

――積極的な攻撃のように見えたが、第3局にはどのような気持ちで臨んだのか?
井田 攻撃的にいけたのでまずまずかと思っていましたが、思ったよりも手がなかったのが誤算でした。

――△8六角(70手目)と出た局面について。
井田 その前あたりで長考してもう少しうまい手を探したかったのですが、いい手がなかったので勝負に出ました。

――準優勝という結果は。
井田 もちろん優勝したかったですが、こういった大舞台で指させてもらったのはいい経験になりましたので、これからの将棋人生に生かしたいと思います。

――これからの目標は。
井田 「もういちどこの場所に」といいたいのですが、五段に昇段すると出られないので、むしろ来年は出なくていいような形になればと思います。

(書き起こし:武蔵)

(飛龍)

第11期の優勝者は服部慎一郎四段

Seiryu20210926020185第11期加古川青流戦三番勝負第3局▲服部-△井田戦は85手までで、服部四段の勝ちとなりました。終局時間は15時42分で、消費時間は▲服部37分、△井田1時間ちょうど(チェスクロック使用)。この結果、服部四段が2勝1敗で棋戦初優勝を決めました。

(武蔵)

鶴林寺境内にて

Keidai07(県指定文化財の三重塔)

Keidai08 (小さなお地蔵さんがいた)

Keidai09 (植木鉢の高さしかない)

Keidai10(水辺には黄色の花が鮮やか)

(飛龍)

第3局も先手よし

Seiryu202109260201_79終盤に入ってきました。3局連続で先手よしと見られています。井田四段はこの局面で持ち時間を使いきりました。

Hattori25(服部四段は3年越しの悲願なるか)

(飛龍)

第3局大盤解説会

Ooban13(トップバッターは村田智七段と井上九段。お客さんにアンケートを取る)

Ooban14 (会場の青少年女性センターの玄関)

Ooban15 (市ゆかりの棋士の中でも豪華な棋士陣による解説)

Ooban16 (タイトル獲得7期、久保九段)

Ooban17 (名人挑戦経験もある稲葉八段)

Ooban18 (そちらの控室では井上九段、村田智七段とともに脇九段が継ぎ盤を囲んでいた)

Ooban19(次の登壇は村田女流二段と船江六段だった)

(飛龍)

長考からの強手

Seiryu202109260201_67上図で井田四段は、この持ち時間の棋戦では長考といえる17分の考慮で△4五銀と角を追い、▲3七角に△8六角と飛び出ました。▲8六同金なら△6七金が飛車銀両取りです。

Seiryu202109260201_70
Ida24
(思いきった勝負手を放った井田四段)

(飛龍)