2019年10月19日 (土)

指し直し局、戦型は急戦調の矢倉模様

35 千日手指し直し局は14時に開始。服部三段が先手で始まった本局は矢倉模様から互いに2枚の銀が四段目に出る急戦調の将棋となりました。

Photo_37 (控室で検討を行う稲葉立会人)

指し直し局、開始前

Img_0384 (先手の服部三段)

Img_0379 (後手の池永四段)

Img_0399 (対局開始を待つ両者)

(撮影=夏芽記者)

(潤)

指し直し局の棋譜ページ

第1局・千日手指し直し局の棋譜中継は、下記のリンク先からご覧ください。

http://live.shogi.or.jp/seiryu/kifu/9/seiryu201910190102.html

(夏芽)

第1局から千日手が成立

終了図

第9期加古川青流戦決勝三番勝負第1局は、65手で千日手が成立しました。終局時刻は13時44分。消費時間は▲池永四段30分、△服部三段12分(チェスクロック使用)。

戦型は相居飛車の矢倉模様

41 第1局は駆け引きの末、矢倉模様の将棋となりました。ただ、先手が4七銀。5六歩型に対し、後手は腰掛け銀に構えています。稲葉立会人は「後手は昭和の香りがしますね。対して先手は令和の雰囲気が出ています」と解説しました。

Photo_35 対局開始前、盤側に座る稲葉立会人と、師匠で将棋連盟常務理事の井上慶太九段)

(潤)

開始前

Photo_26 (12時35分頃、稲葉立会人と上野三段が対局室に入っていた)

Photo_27 (12時40分頃、服部三段が入室)

Photo_28

Photo_29 (12時50分前、池永四段が入室)

Photo_30

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Photo_32 (岡田康裕・加古川市市長による振り駒。歩が3枚出て池永四段の先手となった)

(潤)

 

 

対局開始

振り駒の結果、歩が3枚出て第1局の先手番は池永四段に決まりました。

Photo_23 (13時になり、対局者や関係者が一礼して対局が開始された)

Photo_24 (初手▲7六歩を指す池永四段)

Photo_25 (服部三段は2手目に△3四歩と角道を開けると、4手目に△4四歩とすぐに角道を止めた)

(潤)

揮毫

検分終了後、両対局者は揮毫に臨みました。

Photo_16 (並んで揮毫に臨む両対局者)

Photo_17

Photo_18

Photo_19 (両対局者が揮毫を終えると、最後に稲葉立会人が筆を取った)

Photo_20 (完成した色紙)

Photo_21 (こちらは木の板に行われた揮毫)

Photo_22 (揮毫を終え、リラックスした表情を見せていた)

(潤)

検分

記念撮影終了後、対局室で検分が行われました。

Photo_8 (所定の席に着いた両対局者と立会人、記録係)

Photo_9 (駒を手に取る池永四段にアドバイスを送る稲葉立会人)

Photo_11 (玉将を据えたあと、服部三段は背筋を伸ばした)

Photo_12

 

Photo_14

Photo_15 (検分は10分ほどで終了。このあと、記念の揮毫が行われた)

(潤)

記念撮影

10時40分頃、鶴林寺に着いた両対局者は記念撮影に臨みました。

Photo_2 (本堂の前で握手する池永天志四段(右)と服部慎一郎三段)

Photo_3

Photo_4

Photo_5 (立会人の稲葉陽八段が撮影の様子を見つめていた)

Photo_7

(潤)