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2024年10月14日 (月)

表彰式

Hyousho01(脇謙二・日本将棋連盟専務理事から優勝の賞状が渡される)

Hyousho02 (続いて岡田康裕市長からトロフィー、目録が贈られた)

Hyousho03 (トロフィーと目録は岡部四段にも)

Hyousho04 (謝辞を述べる上野四段)

「皆様、こんにちは。今日は大盤解説会場にお越しいただきまして、ありがとうございます。私は加古川市出身で、加古川青流戦には非常に特別な思いがあります。今回、決勝までこられ、頑張って優勝しようという強い思いを持って臨みました。内容を振り返ると途中は結構苦しい場面も多く、非常に大変な戦いでしたが、優勝という結果を出せて本当にうれしく思っております。加古川をはじめ、大勢の将棋ファンの皆様には私がプロになる前からたくさん支えていただき、応援していただきましたので、何とか恩返しが少しできたかなと思っております。これからも活躍を続けて、皆様に喜んでいただけるように頑張っていきたいと思っております。これからもよろしくお願いします。本日はありがとうございました」

Hyousho05 (岡部四段もしっかりと自分の言葉で話した)

「決勝の相手が上野さんで、加古川出身だし、大盤解説会も井上一門の方ばっかりだし。いやあ、正直、敵地に乗り込むような感じだったのですが。2連敗という結果に終わってしまい、情けないです。自分としては今日勝って第3局につなげたかったのですが、それもかなわなく、皆さん暇になってしまって申し訳ないです(場内爆笑)。こういう大きな舞台は棋士になって初めてで、自分にとっていろいろ初めての体験をさせていただいて、今後の棋士人生の糧となるよう、成長していきたいと思います」

Hyousho06 (挨拶に立つ脇専務理事)

「昨日も今日も大変な熱戦で、ドキドキワクワクしながら私も観戦させていただきました。岡部さんにとっては残念な結果になってしまいましたが、実力を示されたように思います。上野さんは秒読みになってからの勝負強さが光った内容かなと感じました。この二人、どんどんこれから上で活躍してくると思いますので、是非、名前と顔を覚えていただきまして、応援していただきますようによろしくお願いします。先ほどファンの方から岡部さんのプラカードではないですが、何か見せていただきまして、青流戦も全国区の大会になった感じがします」

Hyousho07 (岡田市長も挨拶に立った)

「昨日も今日も大盤解説会場は人でいっぱいで、将棋人気は本当にすごいと思いますね。上がり下がりのブームではなく、ずーっと高い状態でどんどん広がっているような人気ぶりを私たちも感じています。先代の市長の頃から『棋士のまち加古川』と標榜させていただいているのですが、本当によかったなあと思いますし、加古川市も将棋人気にあやからせていただいて、将棋の振興に一緒に頑張っていきたいと思っております。優勝されました上野さんは加古川の観光大使でもいらっしゃいますが、この優勝をひとつの弾みにしてどんどん頑張っていっていただきたいと思っています。岡部さんも、私もいろいろ過去の戦績を拝見しましたが、本当に期待をされている方だと伺っています。先ほど『アウェー感がありました』というのをネタにできるあたりのトーク力に、また違う才能も持たれた方だと横から見ていて思った次第です(場内笑)。過去の青流戦の優勝者、準優勝者もタイトル戦に絡むようなご活躍をされていますし、上野さんも岡部さんもこれから将棋界をにぎわしてくださるお二人になると思いますので、ますますのご活躍を期待しております。(岡部四段のほうを向いて)決してアウェー感を感じないでください。もう会場の加古川で指していただいたら、皆様も私たちもファンになって今度から応援していきます。上野さん同様に頑張ってください」

Hyousho08(表彰式後は抽選会が行われた。その一幕)

(飛龍)