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続いて地元・加古川の「BAN-BANテレビ」の生放送内でインタビューが行われました。
【優勝した石田直裕四段へのインタビュー】
──今のご心境をお聞かせ下さい
石田 優勝はできましたが、ミスが多すぎたのが今後の反省でもあります。
──優勝カップを手にした実感はいかがでしょうか
石田 そうですね。カップを手にして、ようやく優勝したんだなという実感が湧いてきました
──相手の藤森四段について、戦い終わっての印象はいかがでしたか
石田 奨励会時代から沢山指していますし、今回はその辺りをことも踏まえながら作戦を考えました。前に出て来られる将棋で、圧力を感じました。
──第4期の青流戦優勝者となりました
石田 今日の将棋は最初はよかったのですが、途中大熱戦となって最後は苦しい場面も何度かありました。ただそれでも自分の力を信じて諦めずに指した結果が優勝に繋がったのではないかと思います。今回の優勝は皆様の応援と支えがあってのものだと思っています。本当にありがとうございました。
【準優勝の藤森哲也四段へのインタビュー】
──今回は残念な結果となってしまいました。今のご心境はいかがでしょうか
藤森 今はまだ第2局の勝機を逃したことに悔いが残っています。ただ今回の三番勝負は全体的に内容が押されていましたので、この結果は仕方がありません。
──青流戦で決勝三番勝負を指されたご感想はいかがでしょうか
藤森 今回このような素晴らしい場所で決勝を戦えたことは、自分にとって今後の貴重な経験になると思います。これからもどんどん精進していって、頑張っていこうと思います。多くの方にご声援をいただきましたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。
(インタビュー書き起こし:潤記者、撮影:夏芽)
第4期加古川青流戦決勝三番勝負第2局は、126手で石田四段の勝ちとなりました。終局時刻は12時58分。消費時間は両者ともに1時間(チェスクロック使用)。この結果、石田四段の2連勝で優勝が決まりました。
(夏芽)
89手目▲4四銀まで進みました。藤森四段の頑張りが功を奏したか、棋士室は「形勢が接近している」との見解です。
(夏芽)