« 第2局 大盤解説会(2) | メイン | 先手持ちの局面 »
大橋四段は、文字どおりのノータイムで▲2一金と打ちました。△同玉なら▲6一飛、△2一同銀なら▲6二飛でそれぞれ王手馬取りがかかります。福崎九段は、「なるほど、馬を取れば先手陣にとっかかりがないと見ているんですね」とひと言。さらに、△2一同玉▲6一飛△4一歩▲6七飛成まで進めた局面を見て、「竜と馬が助さん格さんみたいやなあ」と福崎流の表現でまとめました。(鋭い切り返しを見せた大橋四段。ペースを握れるか)(武蔵)