2023年11月 7日 (火)

快走

2023110750上図は▲5五角の飛び出しに、△8六飛とさばいた局面です。▲8八飛のぶつけは手筋ですが、△同飛成▲同角△8七飛で、角取りと△5七とが残って後手が指しやすい流れです。控室の検討でも「振り飛車側のさばき方が難しい」との声が聞かれ始めました。
Img_3235(対局前、里見倉敷藤花は集中力を高めていた)

(武蔵)

対局再開

13時、対局が再開しました。西山女流四冠はすぐには着手せず、10分ほど時間を空けて▲3四歩と取り込んでいます。
Img_3289(昼食休憩時の局面)
Img_3292(2時間制の対局で、残り時間も少ない)
Img_3298(朝と同じく西山女流四冠が先に部屋に戻った)
Img_3307(上座の掛け軸は、「藤花」の文字)
Img_3311(終局まで、もう休憩はない)

(武蔵)

昼食休憩

2023110742

図の局面で12時となり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲西山1時間8分、△里見50分。昼食の注文は、里見倉敷藤花が山桃花名物桃鯛の鯛茶漬け(たこの天ぷら付き)と季節のフルーツ盛り合わせ、ウーロン茶。西山女流四冠はふわとろオムライスとシェフサラダとリンゴジュース。対局再開は13時です。

Img_3288(里見倉敷藤花の注文)
Img_3281

Img_3282
(武蔵)

由加山神社本宮

由加山は山の名前であるとともに、由加山蓮台寺と由加神社本宮を総称したもので、一帯は瀬戸内国立公園に指定されています。日本三大権現のひとつで、「ゆがさん・こんぴらさん両参り」の名のとおり、両社をお参りすればご利益をたくさん授かれるという「両参り」の風習が広がり、全国各地から信仰されています。
Yugayama01

Yugayama02(右手は備前焼の大鳥居)
Yugayama03(由加神社本宮)
Yugayama04(児島は瀬戸内海に面する漁港で、タコ漁が盛ん)

(武蔵)

将棋会館以外の第1局

本棋戦は第1局を東西どちらかの将棋会館で指し、第2局と第3局は岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で、公開対局を行うのが通例です。
第1局が東西の将棋会館以外で指されたのは過去に3局あり、島根県2局、鳥取県1局とすべて中国地方での開催でした(肩書や段位は当時のもの)。3戦、すべて里見倉敷藤花が勝ちを収めています。

第19期 ▲里見香奈倉敷藤花○-●△清水市代女流六段 島根県仁多郡「亀嵩温泉玉峰山荘」
第21期 ▲甲斐智美女流王位●-○△里見香奈倉敷藤花 島根県仁多郡「亀嵩温泉玉峰山荘」
第27期 ▲伊藤沙恵女流三段●-○△里見香奈倉敷藤花 鳥取県米子市「皆生温泉華水亭」

おやつ

11時、両対局者におやつが運ばれました。里見倉敷藤花はホットミルクティー、西山女流四冠は三社丸、ホットストレートティーです。三社丸は地元銘菓の和菓子ブランドのどら焼きです。食べ物は控室に用意され、飲み物のみが対局室に運ばれました。
Img_3276(里見倉敷藤花は飲料のみ)
Img_3273(西山女流四冠は和菓子をチョイス)

(武蔵)

戦型

2023110717初手▲7八飛で三間飛車を明示した西山女流四冠。里見倉敷藤花は、居飛車も振り飛車も匂わせる駒組みを続けましたが、上図で△4二玉と上がって居飛車を示しました。立ち上がりこそ珍しい出だしだったものの、11時で下図の局面となり、対抗形の将棋に進んでいます。
2023110734

Img_3264(「西山さんの指し回しは参考になります」と中田八段)

(武蔵)

カテゴリ