里見香奈倉敷藤花に伊藤沙恵女流二段が挑戦する第25期大山名人杯倉敷藤花戦三番勝負は、第1局を里見倉敷藤花が制し、防衛まであと1勝としました。
続く第2局は11月26日(日)、岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われます。対局開始は10時、持ち時間は各2時間(チェスクロック使用)、先手は里見倉敷藤花です。本局で伊藤女流二段が勝った場合はシリーズ1勝1敗で、第3局を翌27日(月)に同所で行います。
立会人は山田久美女流四段、記録係は神内行人初段(井上慶太九段門下)。現地大盤解説会には菅井竜也王位、頼本奈菜女流1級が出演します。
インターネット中継は、現地から有森浩三七段の解説を交え、棋譜コメント入力を飛龍記者、ブログ更新は夏芽が担当します。よろしくお願いいたします。
―― かなりの激戦でしたが、本局を振り返ってください。
里見 さばき合って、まずまずかなと思っていたのですが、そこから自然な指し方がわからなくて。よくなった局面はあったと思うのですが、間違えてしまって。ちょっと残っていたのが、幸いしました。
―― 勝利を収められたことについては。
里見 いいスタートが切れたので、また次も力を出せるように頑張ります。
―― 次は倉敷での公開対局になります。
里見 公開対局は倉敷藤花戦だけですので、いい状態で一生懸命指したいと思います。
―― 対局を振り返っていただいけますか。
伊藤 最初はよくわからなかったのですが、途中はよくなった局面はあったと思います。そこから決め切れなかったのが残念です。具体的な手がわからなかったので、何かあったのではないかと。
―― 第2局、巻き返しに向けての抱負を。
伊藤 倉敷藤花戦は初めてです。倉敷にいくのも公開対局も、初の体験になるので、楽しみと緊張というか。いい方向に持っていければいいかなと。
(吟)