決着がつくと直ちに就位式が行われるのが本棋戦の特徴です。
(続いて伊東市長から大山名人杯授与)
さらに両対局者には、対局記念品として「このいとtsumugu紡(つむぐ)」のインディゴ染めのニットと、倉敷布あったかセットの詰め合わせが贈られました。
(この場では目録のみ、倉敷市文化振興財団の岡理事長から里見倉敷藤花に)
(西山女流四冠には仮谷寛志・山陽新聞社常務取締役倉敷本社代表から)
(徐々に柔らかい表情も見られるようになった)
「今期の倉敷藤花戦は大山先生の生誕100周年で、第1局から倉敷市で対局させていただきました。本当に細やかなところまで、お心使いをいただきまして対局に集中することができました。今日の将棋はすごく苦しかったのですが、諦めずに指すことができたのが、よい結果につながったのかなと思う反面、これからも日々精進してまいりたいと思っております」
(飛龍)
大山名人杯第31期倉敷藤花戦三番勝負第2局は、171手で里見倉敷藤花が勝ちました。終局時刻は15時45分。消費時間は▲里見倉敷藤花2時間0分、△西山女流四冠2時間0分(チェスクロック使用)。
この結果、三番勝負は里見倉敷藤花が2連勝。9連覇、通算14期目のタイトルを獲得しました。
(夏芽)