2016年12月 4日 (日)

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△7四歩▲5五飛△3二金の応酬で図は21時頃の局面。ここにきてPonanzaの評価値は後手がプラス900点を超え、だいぶ後手がよいとの評価に変わってきています。そして千田五段の残り時間が10分を切りました。

Pc0401701 (千田五段は苦しそうな局面からいかに戦うか)

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20時30分、対局開始から10時間と30分がたちました。休憩時間が合計1時間30分あり、残りの9時間を同じようなペースで消費して両者はともに残り時間が30分ほどです。ニコニコ生放送で使われているコンピューターソフト「Ponanza」による形勢判断は、30手ほど前から後手持ちの数字を示しています。

Pc0404181(控室のモニターに映る両者は深い前傾姿勢)

20時過ぎ、ともに残り時間は1時間を切っています。両者は前傾姿勢で盤上をにらみ、ほどなく千田五段が▲1四歩と突っかけました。控室では駒がぶつかったことに声が上がります。以下、△1四同歩▲7四飛△8八角▲1七桂と進みました。

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18時40分頃に佐藤九段が△5一歩を着手すると、またまた控室では驚きの声が上がりました。以下は互いに自陣の駒の活用を図る進行で、流れが緩やかになっているとの評判です。19時30分頃には以下の局面まで進みました。

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Pc0402271(対局室の照明。静かに戦況を見守る)

万国津梁館では、2000年7月に東京以外の地方都市としては初となる九州・沖縄サミット首脳会合が開催されました。当時の小渕恵三首相の英断により誘致され、その功績をたたえてメモリアル碑文と像が建てられています。

Pc0403691 (小渕恵三氏の像と九州・沖縄サミットメモリアル碑文)

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Pc0403641_2(サミットが行われたサミットホール)

Pc0403651 (赤と白が特徴的な屋根瓦)

Pc0403351 (愛嬌のある表情のシーサー)

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Pc0401121 (控室のニコ生デスクにはミニシーサー)

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夕食休憩前、40分の長考での△3一銀(2二から)に対して千田五段は▲6七角と打ちました。控室では打ちにくいと見られ、中村太六段から思わず「うわあー!」と声が上がりました。次は▲7六金や▲8六飛が狙いのようです。千田五段もこの着手に夕食休憩を挟む42分を消費しました。

Pc0401671(千田五段は辛抱する道を選んだ)