2025年5月 4日 (日)
対局再開
昼食休憩中の対局室
昼食休憩
立会人・深浦九段の見解
戦型は相掛かりに
午前のおやつ
対局開始
配信情報
本局は9時30分からABEMAでライブ配信が行われます。解説は木村一基九段、高野智史六段、聞き手を矢内理絵子女流五段、岩根忍女流三段が務めます。
【第10期 叡王戦 五番勝負 第3局 伊藤匠叡王 対 斎藤慎太郎八段】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/Cmp5SjdH7M6PAP
また、終局後に小山怜央四段が日本将棋連盟公式YouTubeチャンネルで本局の振り返り配信を行います。
【第10期叡王戦五番勝負第3局振り返り配信ライブ(解説:小山怜央四段)】
https://www.youtube.com/live/wzRq7Nb1Z9M
















12時30分、この局面で伊藤匠叡王が11分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲伊藤57分、△斎藤1時間31分。昼食の注文は両者ともに名物ぽんきし膳、茶摘み緑茶です。対局は13時30分に再開します。




深浦九段は斎藤八段の△6四歩(図)について「11分の考慮で指されましたが、おそらくその場で考えられた対応だと思います。後手は7四の歩を取らせる指し方もありましたが、△6四歩で耐えていると見ての応手でしょう。▲6四同飛なら△2五飛と回られる形がイヤでしょうか。▲2四歩△同歩▲同飛の動きは、後手としては予期しづらい順です。一度、2筋の歩を交換したので手損になりますから。2六飛型のまま▲3六歩~▲3七桂と組んでも悪くなさそうなだけに、伊藤叡王はその辺りをうまく突いて、自分の土俵に持ち込もうとしていると思います」と解説しました。
先手番の伊藤匠叡王は得意の相掛かりに誘導しました。対する斎藤慎八段は2手目に飛車先の歩を突いて相掛かりを追随しています(1図)。
2図で後手番の斎藤慎八段が△6四歩と突きました。前例は△7三桂や△7三銀が指されていましたが、天王山の一局で変化したのです。以下、実戦は▲7五歩(3図)まで進みました。自然な△7五同歩には▲2二角成△同銀▲7四角の王手飛車が掛かります。現在、斎藤慎八段が考慮中です。













