攻めを催促 図は92手目△2五銀まで。里見女流五冠は20分以上の長考で、先手の角を責めました。▲4八角なら先手の攻めを緩和できるうえに△3六銀から△4七銀成で挟撃態勢を築けます。そこで甲斐女流五段は▲4四角。△2五銀は角を切らせる攻めを催促しているようです。甲斐女流五段は数手後に一分将棋に入りました。 (17時30分、控室では谷川九段と鈴木九段が検討)