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2018年11月23日 (金)

歓迎会(4)

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(里見香奈倉敷藤花の挨拶)

本日はお忙しい中お集まりいただきまして、ありがとうございます。この場に対局者として来ることができてうれしく思います。皆様には温かく歓迎していただけますこと、感謝申し上げます。今年の7月、豪雨災害で被災された皆様にはお見舞い申し上げます。私ひとりで何ができるかと言われると何もないわけですが、少しでも何か伝えられるような将棋ができるように、明日は全力で一生懸命、盤に向かって指そうと思います。今回、ここ倉敷で第2局を開催していただくことは大変だったと思います。こうして当たり前のように、何事もなかったかのように開催していただきましたこと、心から感謝申し上げます」

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(谷口由紀女流二段の挨拶)

本日はお忙しい中、多くの皆様にご出席いただきましてまことにありがとうございます。また、このような盛大な歓迎会を開いていただきまして、重ねて御礼申し上げます。ありがとうございます。はじめに、西日本豪雨で被害に遭われました皆様に心よりお見舞い申し上げます。私はこの倉敷に何度も足を運んでおりましたので、ニュースを見たときに言葉を失いました。平成最後の年、2018年は全国でたくさん災害が起き、そのたびに心が痛みました。1日も早い復興を祈っております。そんな大変な中にもかかわらず、倉敷藤花戦を開催していただきましたことを感謝しております。より一層、よい将棋を指さなければならないなという思いが強くなりました。私にできることは本当に小さなことかもでしれませんが、一生懸命指していい棋譜を残すことで、少しでも皆様に元気になっていただければと思っております

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(大山名人杯を挟んで記念撮影)

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(棋士紹介)
左から、
清水市代女流六段(日本将棋連盟常務理事)
菅井竜也七段(大盤解説)
斎田晴子女流五段(立会人)
宮宗紫野女流二段(大盤解説聞き手)
冨田誠也三段(記録係)

歓迎会の壇上で、伊東香織・倉敷市長に日本将棋連盟より四段免状が贈られました。

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(免状を贈呈するのは清水市代女流六段。羽生善治竜王の署名は、「永世七冠」の肩書きも入っている)

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(清水女流六段と伊東市長)

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(激励の挨拶 岡荘一郎・倉敷市文化振興財団理事長)

ただいま伊東市長が、日本将棋連盟から四段の称号をいただきました。伊東市長はちっとも将棋が強くないんですよ。でも四段ですから。すごいですよね。先ほど菅井竜也七段に聞きましたところ、四段を持つ人は岡山県の代表になれるということです。来年、もしかしたら伊東市長はどこかの大会に出るかと思います。さて今日はここに原稿を用意しているのですが、それは横に置いておきまして。
 清水女流六段は倉敷藤花を10期保持しておりまして、里見倉敷藤花が8期です。あと2回取ると追いつきます。あと3回取ると追い抜きますよ。谷口女流二段はお名前が変わりましたので(今年3月に結婚)新しい方かなと思いましたら、一昨年お会いしました。倉敷は将棋のまちですから、倉敷の皆さんはこの対局を心待ちにしておりまして、1年の節目になると思います。
 裏話を申し上げますと、本当に、真面目に、我々倉敷市、倉敷市文化振興財団は今日の歓迎会が開催できないかもと、1か月半ほど揺れ動いておりました。しかし多くの関係者の皆様、そして真備の皆様にも、ぜひともこの歓迎会はやってほしいというご意見をいただきまして、今日の歓迎会をこれまで通り行うことができました。みんな一生懸命で、こうやってお迎えすることができました。ありがとうございます。
 また今回は一般の公募で、30名の倉敷以外の方々にお越しいただいております。東は千葉から、西は福岡からいらっしゃいまして、ありがとうございます。そして倉敷藤花戦がさらに発展することを期待し、そして激励をさせていただきたいと思っております

歓迎会の模様は以上です。明日は10時に対局が始まります。

(翔)

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