里見倉敷藤花は29分考えて、3一にいた飛を△3三飛と浮きました。
大盤解説に出演する菅井竜也八段は「次の△3五角に▲2三飛成とされるのを防いでいますし、▲4四角には△4三飛から竜を作る展開になりそうです。気づくにくい、いい手だと思います」と話しています。
(今朝の山陽新聞一面には昨日の第2局の模様が掲載されている。こども向け新聞には藤井聡太竜王の話題)
(山陽新聞の5面に掲載されている第2局の写真特集。一面丸々使われている)
(翔)
11時、おやつの時間です。
今日も里見倉敷藤花はおやつを昼食と同時に依頼。加藤清麗はフルーツ盛り合わせとアイスレモンティーを頼みました。
(加藤清麗が頼んだものと同じ、フルーツ盛り合わせとアイスレモンティー。倉敷国際ホテルの特製メニュー)
第1局と同じく、里見倉敷藤花のゴキゲン中飛車に加藤清麗の超速▲3七銀戦法に進んでいます。
加藤清麗は第1局と似た駒組みを選びました。
本局も進行は早く、既に銀交換になっています。
現地解説の有森浩三七段は「居飛車は不満のない形でしょう。銀がさばけて飛車がいい位置です。後手は指す手が難しい。△3五同角は▲2三飛成があります。△3五同飛は▲3六歩のときに飛車をどこに行くか。△3一飛と引いたときに▲3五銀のような手も気にしなければなりません」と話しています。
(立会人の清水市代女流七段と検討する有森浩三七段)
(10時、対局開始)
(加藤桃子清麗、初手は▲2六歩)
(6手目△5二飛を指す里見香奈倉敷藤花)
(対局者が入る前の対局室)
(第2局・第3局は倉敷ケーブルテレビで生中継が行われている。倉敷市の動画配信は、倉敷ケーブルテレビの映像が使われている)
倉敷藤花戦第二局 加藤清麗が勝利 あす決着へ(倉敷ケーブルテレビ)
(開始直前の対局室)
(里見香奈倉敷藤花)
(加藤桃子清麗)
(伊東香織・倉敷市長による振り駒)
(と金が3枚出て、加藤清麗が先手になった)
(里見香奈倉敷藤花が先に入室)
(加藤桃子清麗も入室)
(礼をして駒を並べ始める)