(有森浩三七段と谷川浩司九段)
(高群佐知子女流三段)
里見倉敷藤花が▲4二角成と指すと、控室の有森浩三七段は腕時計を覗き込みました。
倉敷藤花戦三番勝負でのもっとも早い終局は、第4期第1局(▲木村さゆり女流初段-△清水市代倉敷藤花)の13時32分でした。同第2局(▲清水倉敷藤花-△木村女流初段)と、昨日の対局が14時25分で2位タイ。芸文館対局ではもっとも早い終局でした。本局はそれを更新する可能性もあります。
(翔)
(大盤解説会。既に立ち見が出ている)
(解説者の菅井竜也七段)
(聞き手の山口絵美菜女流1級)
(昨日対局で使われていた盤は、大山名人記念館の展示場所に戻されていた)
(日曜日の昼)
(里見香奈倉敷藤花が先に入室した)
(室谷由紀女流二段も入室。室谷女流二段は昼食休憩に入ってから20分以上、対局室で考え続けていた)
(高群佐知子女流三段が再開を見守った)
(本局で使われている盤は、倉敷市が所蔵するもの)
(駒は掬水作の菱湖書。御蔵島産の本黄楊)
12時になり、昼食休憩に入りました。消費時間は▲里見32分、△室谷1時間26分(持ち時間各2時間、チェスクロック使用)。対局は13時に再開します。
(対局者に出された弁当)
(サラダなども出される)
端を攻めて駒得した先手が優勢と見られています。
(立会人の高群佐知子女流三段を中心とした検討。谷川浩司九段、菅井竜也七段、有森浩三七段らが囲む)
(今日は晴れ。倉敷川の水面に美観地区の美しい建物が映える)
(倉敷市芸文館。右が大山名人記念館)
(西側の大通りに面する喫煙所近くに「木見翁碑→」と案内がある)
(木見金治郎九段の顕彰碑。碑は腰の高さほど。倉敷市出身で、弟子に大野源一九段、升田幸三・実力制第四代名人、大山康晴十五世名人らがいる。日本将棋連盟関西本部の礎を築いた人物としても知られる)
(オルゴールミュゼは30分に1回、オルゴールコンサートが開かれている)
(倉紡記念館。アイビースクエアは倉敷紡績の工場だった)
(倉敷紡績の工場が経つ前は江戸幕府の代官所だった。当時の井戸)
(児島虎次郎記念館。現在の大原美術館の礎となるコレクションを収集した画家)
18日に歓迎会が開かれた倉敷アイビースクエアは江戸幕府の代官所跡(倉敷は江戸時代、幕府の直轄地だった)に建てられている複合施設です。2007年に「近代化産業遺産」に指定されています。アイビー(ツタ)の名の通り、建物はツタに包まれています。
お互い金無双でしたが、先手は銀冠に、後手は矢倉に組み替えました。
8筋の歩を手持ちにしている先手が作戦勝ちと言われています。里見倉敷藤花は61手目に▲9五歩と仕掛けました。里見倉敷藤花はまだ23分しか使っていません。