2019年5月 4日 (土)

▲4四同香

時刻は19時を回り、123手目▲4四同香まで進みました。永瀬七段が鋭い攻めではっきりリードを奪ったようです。高見叡王は、ここで踏みとどまり、勝負形に持ち込めるでしょうか。

対局室
(ニコニコ生放送より転載、対局室の様子)

高見叡王の夕食

◆高見叡王の夕食◆

  • 長崎牛ローストビーフ丼
  • アイスウーロン茶
  • ジンジャーエール

永瀬七段の夕食

◆永瀬七段の夕食◆

  • 海鮮丼
  • 五島うどん
  • アイスウーロン茶
  • モカブレンド

▲4六金

18時30分に対局が再開し、112手目△8八歩のあと、▲4五香△8九歩成▲4六金と進みました。これ順は直後に△5四桂の両取りがあるので思いきった判断。攻め合い勝ちできると見た決断の一手です。

控室
(控室では見届け人の泉山さんが、深浦九段らの検討に聞き入っている)

対局室
(夕食休憩時の対局室)

使用駒
(本局で使用しているのは月山師作の一文字駒)

盤面
(112手目△8八歩の局面)

下座周辺
(永瀬七段は手拭い、腕時計、扇子をそのまま置いて休憩に入った)

△8八歩

図の112手目△8八歩の局面で18時になり、夕食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲永瀬七段▲1時間56分、△高見叡王2時間2分。対局は18時30分から再開されます。

眼鏡橋

◆眼鏡橋◆

最古の石造りアーチ橋で1634年(寛永11年)興福寺唐僧黙子禅師によって架設された中島川第10の橋。川面に映るその姿から、古来より“めがね橋”の名で長崎の人たちに親しまれています(1882年、正式に眼鏡橋と命名)。

眼鏡橋

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(眼鏡橋を完成させたとされる黙子如定の像)

黙子如定の像

チリンチリンアイス
(長崎名物のチリンチリンアイスを試食)

ハートストーン
(眼鏡橋の近くの護岸にハート型の石があります)

現地大盤解説会に立会人の深浦九段がゲスト出演。佐々木大五段と師弟によるダブル解説で会場を盛り上げました。

深浦康市九段
(第3局の立会人・深浦康市九段)

佐々木大五段
(弟子の佐々木大五段が大盤の相手を務める)

師弟
(師弟の掛け合いに、解説会場は笑いが絶えず大盛り上がり)

▲1四歩

時刻は17時を回り、99手目▲1四歩まで進みました。難解な中盤戦が続いていますが、現局面は持ち駒が多い、先手がペースを握っていると見られています。

▲1四歩までの消費時間は▲永瀬七段1時間26分、△高見叡王1時間34分。

永瀬七段

◆風頭(かざがしら)公園◆

風頭山にあり、ハタ(凧)揚げの名所として市民に親しまれている公園。幕末の英雄・坂本龍馬の銅像があり、展望台からは長崎の港を一望できます。

散策
(本日の午前中、佐々木大五段と水町女流1級は長崎市内を散策)

上野彦馬の墓
(上野彦馬の墓。日本最初の戦場カメラマンで、坂本龍馬や桂小五郎など写真が有名)

展望台

展望台

坂本龍馬
(坂本龍馬の銅像の前にて)

坂本龍馬の真似

花月の3階「富士の間」では、佐々木大地五段と水町みゆ女流1級による大盤解説会が始まっており、すでに満席に近いほど席が埋まっています。

大盤解説会

佐々木大地五段
(大盤解説を務める佐々木大地五段)

水町みゆ女流1級
(聞き手の水町みゆ女流1級)

大盤解説会
(開始直後から大勢のファンが会場に訪れていた)

バナナチップス
(参加者に贈られるナチュラルローソンのバナナチップス)