2019年5月11日 (土)

広島県の中央に位置するのは竹原市。古くは瀬戸内の交通の要として発展しました。現在は安芸の小京都と呼ばれており、昔からの情緒ある町並みが楽しめます。
Img_6030(竹原市の絶景ポイント『エデンの海』)
Img_6026(瀬戸内海を一望できる)
Img_6019(竹原市町並み保存地区では、趣のある町並みを楽しめる)

福山市から西にしばらく進むと、文学の街、尾道市があります。名だたる文豪が居を構え、尾道を題材にした小説を発表しています。また、映画の舞台として用いられることも多いです。

Img_6039(尾道市にある千光寺。桜の名所としても有名)

Img_6032(千光寺公園展望台からは尾道市が一望できる)
Img_6038(尾道は猫がたくさん暮らしている)

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広島県は東西の長さ約130キロメートル、南北の長さ約120キロメートルに及びます。そんな広島県の主な名所を東から順にご紹介します。
まずは、広島県最東部に位置する福山市です。広島県内では広島市に次いで人口が多い中核都市。粗鉄量と、おせち料理に出てくる「くわい」の生産量日本一、「琴」は生産量トップクラスです。
Img_6042(JR福山駅の目前にそびえ立つ福山城)

Img_5991(鞆の浦から見える仙酔島(せんすいじま)。『崖の上のポニョ』のモデルにもなった)

第4局の対局場「岩惣」は、広島県廿日市市にある安政元年(1854年)創業の厳島神社に寄り添う老舗旅館。江戸末期安政元年、初代・岩国屋惣兵衛が紅葉谷(現在のもみじ谷公園)を美しい姿にして、多くの人々に訪れてもらいたいと開拓をはじめました。
国内の鉄道を整備し、関東大震災後の復興に努めた後藤新平、また「舞姫」を発表した小説家の森鴎外が泊まった記録が残されています。昭和に入ると、映画『ラストエンペラー』のモデルともなった満州国皇帝の愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)をはじめ、小説家の池波正太郎など数多くの著名人が宿泊しています。
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Img_6176(玄関前に叡王戦の看板が設置されている)

2019051150対局開始から1時間が経過しました。先手は竜を、後手は手持ちの飛車を主張した展開になりそうです。
控室では今後の進行を、ゆっくりとした流れになりそう、と判断しています。
Img_6628(検討する福崎九段)
Img_6632(佐藤康光・日本将棋連盟会長。手首にはめているのは、高級時計ブランドMINASEと日本将棋連盟がコラボした腕時計)

MINASE
MINASE×将棋連盟コラボ腕時計

15時になり、おやつが出されました。
高見叡王は、濃厚カスタードのさくっとシュー、プレミアムロールケーキ、バスチー-バスク風チーズケーキ-。飲み物は、高野リンゴジュース、広島レモンサイダー。
永瀬七段は、ビターチョコエクレア、とろけるティラミス、もっちりとした白いたい焼き。飲み物は、みかんジュース、高野リンゴジュースです。
Img_6640(高見叡王のおやつ)
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Img_6639(永瀬七段のおやつ)
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Img_6242_1330dani (現地大盤解説は「DJダニー」でスタート。会場はすでに満席だ)

Img_6279_1340 (山崎八段が呼び込まれる。宮島の思い出話に拍手が巻き起こった)

「山崎さん、宮島にお越しになられたことはありますか」(糸谷八段)
「じつは親族の結婚式が、まさにここ岩惣でありまして」(山崎八段)

対局前夜、立会人の福崎九段をはじめとした棋士たちが夜の散策に出ました。
その様子を少しだけ。

Img_6074 (この地に縁ある棋士の背中から)

Img_6095 (夜の厳島神社大鳥居。青空の下とはまた違った味を出す)

Img_6077 (着手のポーズ。左から糸谷八段、福崎九段、山崎八段、西田四段)

Img_6113 (道すがら「何て読むんやろ?」と足を止める一同)

Img_6115 (視線の先)

Img_6123 (夜の岩惣外観)