9:30 ニコニコ生放送開始
10:00 対局開始
12:30~13:30 昼食休憩
13:15 ニコファーレ大盤解説スタート
15:00 おやつ
18:00~19:00 夕食休憩
本局では、現地大盤解説会は開催しません。ご注意ください。
9:30 ニコニコ生放送開始
10:00 対局開始
12:30~13:30 昼食休憩
13:15 ニコファーレ大盤解説スタート
15:00 おやつ
18:00~19:00 夕食休憩
本局では、現地大盤解説会は開催しません。ご注意ください。
皆さんこんにちは。叡王戦決勝三番勝負は第2局を迎えました。2015年12月13日(日)10時に対局が始まります。
第1局を制した山崎隆之八段が勝てば優勝が決まり、郷田真隆九段が勝てば1勝1敗のタイとなります。
対局場は京都市東山区「京都国立博物館」、持ち時間は各5時間(チェスクロック使用)です。先手は郷田九段です。立会人は桐山清澄九段、記録係は井田明宏二段(小林健二九段門下)が務めます。
【関連リンク】
・株式会社ドワンゴ(主催)
・公益社団法人日本将棋連盟(主催)
・niconico(叡王戦生放送)
・叡王戦特設サイト
【ニコニコ生放送】
・【将棋】第1期叡王戦 決勝三番勝負 第2局 郷田真隆九段 vs 山崎隆之八段【ニコルン対応】
9時30分開始、終局まで配信
・立会人:桐山清澄九段
・現地解説者:福崎文吾九段、現地聞き手:香川愛生女流三段
・ニコファーレ解説者:田中寅彦九段、深浦康市九段
・ニコファーレ聞き手:藤田綾女流初段、山口恵梨子女流初段
日本将棋連盟・叡王戦中継サイトでは棋譜・コメントを飛龍記者、ブログを翔が担当します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
(以下の写真は11月撮影)
(平成知新館。展示が行われている建物で、2014年に開館した)
(明治古都館。重要文化財。現在は閉館している)
(明治古都館の正門。こちらも重要文化財)
終局直後の様子。ニコニコ生放送の感想戦中継の準備のため、通常の棋戦では見られない長い間があった。
【山崎八段インタビュー】
――第1局に臨むにあたっての、心境はいかがでしたか。
「厳しい戦いになるのは当たり前なので、勝ち負けのことを考える余裕を持たないように、気をつけようと思っていました」
――博物館が会場になりましたが、実際に座られてみて、どんな感じがしましたか。
「重厚感があって、開放的でもありますし、凄く指しやすかったです」
――先手番になりまして、得意の相掛かりでしたが、序盤~中盤の戦いはいかがでしたか。
「最初ちょっと自信がない感じで変化はしたんですけど、途中は少し指せる……というか、互角以上に戦えているな、という手応えはありました。ただ、じっくり進めていたところを一気によくしようということで、欲を出してしまい、中盤から終盤の入り口にかけて、一瞬にして苦しくしてしまったなという感じです」
――具体的には、どの一手を反省されていますか。
「夕休のところで、▲3七桂と跳ねるところでは、▲9六香と走って……という変化をずっと読んでいたんですけど、改めて盤に座ってみると、▲3七桂と跳ねて▲3四歩とたたく筋が、凄くうまい手に見えてしまって。指したあとに、あまりよくなかったというのは、すぐわかったんですけど。あそこは、もう少し辛抱というか、苦労するという気持ちが、ちょっと足りなかったなと」
――その後、控室の評判では、ちょと苦しい時間帯が続いていたかと思うのですが、どんな心境で指していましたか。
「苦しくしてしまった、という気持ちでした。ただまあ、後悔してもしょうがないので、どうやって耐えるか、ということを考えていました。運よく、といいますか、凄く明快に、全然ダメというわけではなかったので、苦しいからなんとかついていこうという感じで、実戦的にやっていました」
――どのあたりで、逆転の手応えを感じましたか。
「最後、▲5八金打(117手目)と打って、詰めろが続かないので、逆転したのではないかなと。ただ、秒読みでしたので、まだ先は長いな、と思いながらやっていました。
――先勝して、いまのご心境はいかがでしょうか。
「もちろん、よかった、というのはありますけど、三番勝負ですので。まだ喜ぶとか、そういうことはできないです」
――この叡王戦は、後に電王戦というソフトとの戦いにつながりますが、今日は人間同士ということで、何かそれを実感したことはありますか。
「対面でやっていますので、息遣いとか、そういうものを感じますので、そういうところで相手が自信を持っているな、とか、難しいと思っているなというのを感じながらやっていたところが、人間同士らしいかなと思いました」
――第2局に向けての抱負をお願いします。
「第2局も、もちろんまったく余裕がないので、今日以上に気を引き締めて、より踏み込んだ将棋が指せるように頑張りたいと思います」
【郷田九段インタビュー】
――本局に臨む心境はいかがでしたか。
「心境はまあ、いつもと変わりません。普通ですね」
――中盤では、だいぶリードしているのではないかと、控室の評判でしたが、慎重に指そうと思われたのでしょうか。
「勝てそうな筋が見えて、ちょっと迷っているうちに、アヤがついて。最後はちょっと勝負手を逃がしたかもしれません」
――具体的にここが問題だった、というのは何かございますか。
「ちょっと、受けに回り過ぎてしまったので、どこかで攻める筋を考えて、それで勝たなければいけなかったですね」
――逆転負けかと思いますが、心境はいかがでしょうか。悔いが残るものでしょうか
「いやまあ、悔いというか、実力なのでしょうがないです。まあ、決勝に来るまでに、全然ダメな将棋を勝ってきたので、今日はちょっと逆が出てしまったかな、というのはあるんですけど。これでは先行き不安なので、また勉強し直さなければいけないですね」
――第2局への抱負をお願いします。
「三番勝負なので。内容がよくなかったですけど、気を取り直して、次は一生懸命、指したいと思います」
形勢不明から、数手進んで、あっというまに先手が逆転に成功しました。控室は騒然としています。
「これは、はっきりしました。先手玉が堅くて攻めが続く、という典型的な勝ちパターンに入っています」(阿久津八段)
「△3六同歩なら、いっぺんに難しくなる」
糸谷八段がそう言った局面で、後手の指し手は△3六同歩。同時に郷田九段は持ち時間を使い切って1分将棋に入っています。「これはもう、まったくわからなくなりました。流れは逆転ですね」と糸谷八段。
最終盤でついに追いついた山崎八段。郷田九段は、気持ちを切り替えて踏みとどまれるでしょうか。
図は22時前の局面。
少し前は、形勢に差がついて検討陣の手も止まりがちでした。しかし、後手の指し手がわずかに乱れた隙をついて、山崎八段が猛追。「これは少しやる気が出てきますね。1分将棋なら、間違えてもおかしくないぐらいの難しさになる可能性があります」と糸谷八段。郷田九段の残り時間は、まもなく切れます。最後のドラマはあるのでしょうか。
△3六桂で△4八角の王手飛車を見せられた山崎八段は、20分の長考で▲4七金と寄りました。控室では、自然な▲6八玉が予想されていたところで、ひねり出してきた格好です。一歩間違えれば、一気に寄せられてしまう恐れもある受けの勝負手が、果たして吉と出るか、凶と出るか。