2018年5月26日 (土)

S144図の局面、後手玉は▲3一歩成から受けなしになりそうです。先手逆転です。△6三同飛が指された直後、高見六段は席を外しました。初タイトル獲得が近づいています。

1000 (高見六段は席を外している)

Dsc_3166 (控室の様子)

S137図の局面は、控室でもニコ生解説でも検討されていて、△5四香(△7九金の詰めろ)が非常に厳しいといわれていました。石田九段は「△5四香があるから後手が苦しい。なければ勝ちでもおかしくないんだけど」と話していたほどです。しかし、一分将棋の金井六段は△4三金打と自陣に駒を投入しました。△5四香の成否は分かりませんが、石田九段は「いい勝負になったか」と話しています。


S126図の△2三歩で金井六段は一分将棋に入りました。高見六段は残り39分。「電王ぽんぽこ」の評価値は後手に大きく振れていますが、後手の残り時間が少なく、まだはっきりとは勝ちの見えない局面でもあり、塚田九段は「(実戦的には)まだまだ大変」と話しています。


S116図の局面、三浦九段は形勢を「後手よし」と解説しました。ただ、気になるのは残り時間。先手は50分残していますが、後手はわずかに8分です。このシリーズでは、金井六段が少ない持ち時間で勝ちきれず、逆転されたことがありました。本局はどうか。


1941 (三浦九段は図からさらに先の変化を検討する)

塚田九段、森内九段がニコ生で振り返り解説をしました。石田九段もコメントしています。

S90

森内九段「△8三飛に対して、控室では▲3五角を検討していました。本譜の▲4八角は意外でした」


S102

塚田九段「左図で先手は歩切れ。▲6九玉としました。△6六桂を消した意味ですが、ここで玉引きは変調です。高見さんは少し苦しいとみましたか」


S112

塚田九段「△3三同角まで進んでいます。時間がたつと後手の陣形がよくなっていきそうです」

控室の評判は後手持ちですが、石田九段は「高見君は少し苦しめのほうが力を出す。まだまだ!」といいます。


Dsc_3144

04103

高見六段は103手目に7八玉を6九に引きました。先手は攻め続けてきましたが、▲6九玉はこれまでと手の方向性が違います。石田九段は「▲6九玉は粘りに出た手」と話しました。後手が指せているようです。

04090図の局面で夕食休憩に入りました。休憩時間は18時から30分間。ここまでの消費時間は▲高見1時間32分、△金井2時間26分(持ち時間は各3時間)。高見六段の夕食は山菜そば、おにぎり(梅、おかか)。金井六段は親子丼。


Dsc_3093_2 (高見六段の夕食)

Dsc_3078 (金井六段の夕食)

04075

17時ごろの局面。▲2七香と打ったところ。「角切って銀の狙いか(▲4四角△同銀▲4一銀)。高見君は最近、自信に満ちているね」と石田九段は話していました。ただ、形勢をたずねると「いやー、分からない」とのこと。難しい勝負のようです。

Dsc_3059 (控室の様子)

Dsc_3070 (しばらくして、森内九段も検討に加わった)