▲2二歩(1図)から、実戦は△3三桂▲2一歩成△4二銀▲2七角△2五角▲3五飛△2七飛成▲同銀(2図)と進みました。後手はと金を作らせた代償として△3三桂~△4二銀の活用を重く見たようです。

先手の▲2七角は飛車を封じ込める手で、場合によっては▲3九金から取りにいく手を含みにしています。
対して△2五角が後手の狙いだったのかもしれません。▲3五飛に△2七飛成と角を取って▲同銀(2図)に△2四角が検討されていました。いずれ△4六角を見ています。また、▲7五飛には△3七歩成▲同桂△4七角成と攻める狙いですが、斎藤八段は△4四角と打ちました。前述した△4六角の筋がなくなっているため、角の位置の違いがどう出るのでしょうか。
16時35分、図の局面を迎えました。斎藤八段が△2八飛と打ち込んだところです。▲2七歩には△4七角を見ています。伊藤叡王は図で▲2二歩と打ちました。△2二同銀は▲3二飛成、△2二同金は▲3一飛成があるため、後手は歩を取ることができません。▲2二歩以下、△3三金▲3六飛△2二銀が予想される手順で、先手の指し手が難しいといわれています。





































12時30分、この局面で伊藤叡王が19分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲伊藤1時間35分、△斎藤54分。昼食の注文は両者ともにチキンライス、アイスティーです。対局は13時30分に再開します。


