2021年8月22日 (日)

おはようございます。対局日の朝になりました。本日のスケジュールは以下の通りです。

09:00      対局開始
10:00      午前のおやつ
12:00~13:00  昼食休憩
14:00      現地大盤解説会開始
15:00      午後のおやつ

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2021年8月21日 (土)

18時頃から、関係者が集まっての顔合わせがありました。主催、特別協賛、協賛の各社からあいさつがあり、両対局者は明日の抱負を述べました。

Dsc_28191 (不二家代表取締役社長の河村宣行氏)

Dsc_28271 (日本将棋連盟会長の佐藤康光九段)

Dsc_28311 (レオス・キャピタルワークス代表取締役会長兼社長・最高投資責任者の藤野英人氏)

Dsc_28361 (中部電力代表取締役会長の勝野哲氏)

Dsc_28411 (豊島叡王)
「ここまで1勝2敗という苦しい成績ですが、最終局に持ち込んで、五番勝負をさらに盛り上げられるように頑張りたいです。第3局に続いての名古屋対局ですが、第3局は途中から一方的な展開になってしまったので、明日は熱戦にできればと思います」

Dsc_28471(藤井王位・棋聖)
「第3局に続いて第4局も名古屋で開催していただくことになりました。地元でタイトル戦の対局ができるということで、非常にうれしく思っています。地元のファンの方々に喜んでいただけるような熱戦を演じたいです」

Dsc_28521 (最後に立会人の中村修九段が場を締めた)

本日の更新は以上で終了です。明日もよろしくお願いいたします。

検分のあとは、豊島叡王、藤井王位・棋聖の順でインタビューに応じました。

Dsc_27911 (「持ち時間があまり長くはないので、決断よく指していきたい。うまくいかない対局が続いているが、全力を尽くしていけたら」と豊島叡王)

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Dsc_28001(「豊島叡王と戦ってきた中で、豊島叡王の強さや自分の将棋の課題を感じることが多かった。あと1勝で叡王奪取という状況だが、それは自分としては意識せずに、平常心でいい将棋を指したい」と藤井王位・棋聖)

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記念撮影後は、対局室で検分です。盤駒やその他の対局環境に問題がないかの確認がなされました。

Dsc_27491 (立会人の中村修九段と記録係の宮嶋健太三段が、一足先に入室して待っている)

Dsc_27531 (豊島叡王、藤井王位・棋聖の順で入室)

Dsc_27591 (着座後は、すぐに検分が始まった)

Dsc_27611 (豊島将之叡王)

Dsc_27671 (藤井聡太王位・棋聖)

Dsc_27691 (盤と駒は将棋連盟が用意した品。駒は2種類から選ぶ。どちらも大竹竹風作で、錦旗書と菱湖書だ)

Dsc_27721 (駒はどちらでも構わない、と両対局者。「こういうときは叡王に決めてもらうということで」と中村修九段が促した)

Dsc_27321 (豊島叡王は、菱湖の書体を選択)

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Dsc_27841 (日本将棋連盟会長の佐藤康光九段と大盤解説担当の木村一基九段も、離れた位置から見守っていた)

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両対局者をはじめとした関係者一行は16時頃に対局場の名古屋東急ホテルに入り、小休憩後、まず記念撮影を行いました。

Dsc_27421 (対局者二人で)

Dsc_27481 (立会人を挟んで)

対局場の名古屋東急ホテルは、栄駅から徒歩5分の距離にある、名古屋地区を代表するシティホテルです。「ヨーロピアンエレガンス」がコンセプトで、ホテル内は高級感のある瀟洒な空間になっています。
過去に将棋の番勝負の舞台になったことも何度かありますが、叡王戦の対局が行われるのは今回が初めてです。

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Dsc_27161 (洋風の門構え)

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Dsc_27251 (対局室)

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Dsc_2721 (こちらは関係者控室)

豊島将之叡王に藤井聡太王位・棋聖が挑戦している第6期叡王戦七番勝負は、ここまで豊島叡王1勝、藤井王位・棋聖2勝という状況で第4局を迎えました。
対局は8月22日(日)に愛知県名古屋市「名古屋東急ホテル」で9時に開始されます。持ち時間は各4時間(チェスクロック使用、切れたら1手60秒未満での着手)。先手番は豊島叡王です。昼食休憩は12時から13時。おやつは10時と15時に出されます。
本局の立会人は中村修九段、記録係は宮嶋健太三段(大野八一雄七段門下)です。現地大盤解説会(事前申し込み制で、応募はすでに締切り済み)は、木村一基九段が解説、脇田菜々子女流初段が聞き手を務めます。

本局の中継は棋譜コメントを飛龍、ブログを睡蓮が担当いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

・主催:不二家
・特別協賛:ひふみ(レオス・キャピタルワークス)
・特別協賛:SBI証券
・第4局協賛:中部電力

2021年8月 9日 (月)

感想戦のあと、両対局者は大盤解説会場の名古屋観光ホテルに移動しました。

名古屋観光ホテル

大盤解説会場

豊島叡王

「愛知県での対局で、いつも以上に気持ちは入っていたのですが、終盤のもつれ合いにならなかったので、もう少しうまく指せればよかったなと思います。1勝2敗で苦しい星になってしまったのですが、また気持ちを切り替えて第4局を頑張りたいと思います。本日は多くの方に大盤解説会に来ていただきまして、ありがとうございました」(豊島叡王)

藤井王位・棋聖

「今回は、こうして地元で対局できたことを大変うれしく思っています。大盤解説会にも多くの方にお越しいただきまして、ありがとうございます。将棋のほうは最後まで際どい内容だったので、また第4局も、これまで通り、全力を尽くして、いい将棋にできればと思っています。本日はありがとうございました」(藤井王位・棋聖)

第3局終了
(地元のファンの大きな拍手の中、両対局者は一礼して会場を去った)


以上で第6期叡王戦五番勝負第3局の中継を終了いたします。第4局は8月22日(日)、愛知県名古屋市「名古屋東急ホテル」で行われます。本日はご観戦ありがとうございました。