2014年10月26日 (日)

第2局開始

10時になり三番勝負第2局が始まりました。

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(先手番・藤森哲也四段の初手は▲2六歩)

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(後手番・石田直裕四段の2手目は△8四歩)

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(夏芽)

朝の対局室

朝の対局室の様子。記録係の冨田誠也三段が「チェスクロック」を合わせています。

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加古川青流戦では、考慮時間の計測にチェスクロックを使用します。プロの公式戦は主に2つの計測方法があり、ひとつは記録係が「ストップウォッチ」を用いて、60秒未満を切り捨てる方法、そして本棋戦のようにチェスクロックを用いて加算式に計測する方法です。

加古川青流戦の持ち時間は各1時間。それを使い切ると1手60未満の秒読みになります。

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(夏芽)

大盤解説会のお知らせ

【大盤解説会のお知らせ】

  • 第2局 10月26日(日)10時から
  • 第3局 10月26日(日)14時から
    (※第2局で決着した場合、第3局は開催されません)

<会 場>加古川市立青少年女性センター(4階大会議室)
<定 員>200名(先着順)申込不要
<参加費>無料

【大盤解説会場へのアクセス】

JR加古川駅の南改札口を出てすぐ前のバス乗り場から「市役所前」まで約10分(JR加古川駅から徒歩20分)。加古川市役所の北隣にある緑色の屋根の建物です。

<住 所>兵庫県加古川市加古川町北在家2718
<電 話>079-422-8188

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(夏芽)

決勝三番勝負2日目

おはようございます。第4期加古川青流戦決勝三番勝負は、昨日、石田直裕四段が第1局を制しました。このまま連勝で優勝を決めるのか、それとも藤森哲也四段がタイに戻すのか。決戦となる2日目です。

第2局は、同じく「加古川市立青少年女性センター」にて、10月26日(日)10時開始。藤森四段が勝ち、1勝1敗となった場合、第3局は同日14時開始予定です。

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引き続きインターネット中継は、棋譜・コメント入力を潤記者、当ブログを夏芽が担当します。よろしくお願いします。

2014年10月25日 (土)

前夜祭(7)

両対局者が退席し、最後に神吉七段と井上九段の司会による「棋士紹介」がありました。

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(左から千田翔太四段、稲葉陽七段、藤原直哉七段、東和男七段)

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(久保利明九段、谷川浩司九段、神吉宏充七段、井上慶太九段)

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(村田智弘六段、船江恒平五段、菅井竜也五段、村田智穂女流二段)

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以上で前夜祭の模様のアップを終了いたします。決勝三番勝負第2局は明日26日(日)10時開始。引き続き、こちらの中継サイトでお楽しみください。本日はありがとうございましいた。

(夏芽)

前夜祭(6)

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(神戸新聞社代表取締役社長・高士薫様による激励の言葉)

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(両対局者によるプレゼント抽選会)

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(当選者6名中4名が女性でした)

(夏芽)

前夜祭(5)

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(夏芽)

前夜祭(4)

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(加古川市議会議員・相良大悟様による乾杯の音頭)

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(夏芽)

前夜祭(3)

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(両対局者へ花束・記念品の贈呈)

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(藤森四段は加古川市のシンボルキャラクター「ウェルピー」から)

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(石田四段は特別加古川観光大使「てるひめちゃん」から手渡された)

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【藤森哲也四段の挨拶】

 加古川青流戦は加古川市様が市を挙げて将棋界を応援していただいている棋戦で、本当にありがたく思っており、感謝申し上げます。
 加古川青流戦は僕は第1期から出させていただいていまして、これまでは1回戦や2回戦で負けていたんですけれども、今回は星が集まりまして、ここまで勝ち上がることができました。
 今日の将棋は自分の中では不甲斐ないのひと言で、明日はこれ以上酷い将棋はさせないという思いです。今回は色紙に「直線一気」と揮毫しました。明日の対局ではこの直線一気になるような将棋を指したいと思います。よろしくお願いします。

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【石田直裕四段の挨拶】

 加古川青流戦は第4期になりましたが、私は運よく全てで出させていただいています。第2期までは三段での出場だったのですが、その第2期では1回戦で藤森四段に負かされています。その意味では今日勝てて、少し雪辱を果たせたかなと思っています。ただ明日もありますので頑張りたいと思いますが、先ほど控室で、「青流戦は三番勝負なので、二番で終わったことがない」と謎のプレッシャーを掛けられました(笑)。まあなんとか盛り上げられたらいいなと思います。ここまで来れた運を生かし、何とかいい将棋が指せるよう頑張りたいと思います。

(挨拶文書き起こし:潤記者、撮影:夏芽)

前夜祭(2)

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(両対局者入場)

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【加古川市長・岡田康裕様の挨拶】

 加古川青流戦は将棋連盟の皆様に御理解と強い御支援をいただきまして、おかげさまで第4期を迎えることができました。第1期に加古川市出身でもあり、今ここにいらっしゃる船江恒平さんが優勝して下さったのを出発として、その後加古川青流戦で決勝戦を戦われた皆様方が、現在その勢いを持ってご活躍されている状況を嬉しく思います。
 加古川市は棋士のまちと目標とさせていただいておりますが、ただプロの棋士が多いといういうだけでなく、強い棋士の方がどんどん多くこの加古川から育って勝ち上がっていかれると、そういう裾野が広がっていく方向へとしていかなければと思っている次第です。
 いつもこの前夜祭は硬い雰囲気になるのですが、今日は子供さんも来てくださって、非常に和やかな雰囲気になっております。奨励会の先生方が加古川市内で、子供向けの指導を行ってくださったり、初心者向けに教え始めていただいたりと、本当に加古川市にとってありがたい着手を行っていただいるところです。
 明日はいよいよ第2局で最終日を迎えます。加古川青流戦史に残るような名勝負になりますことを心より祈念いたします。

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【日本将棋連盟会長・谷川浩司九段の挨拶】

 第4期の加古川青流戦の前夜祭にお越しいただきましてありがとうございます。いつもこの会は賑やかになるんですけど、今日は女性ファンが多いようで、若くて人気のあるお二人で応援に来られたのかなと思っています。またハッピ姿の子供さんも多く見受けられ、先ほどから料理に目を向けることがあるようですが、もうちょっと我慢してくださいね(笑)。
 青流戦は第4期を迎えまして、今回は藤森四段と石田四段の対戦となりました。藤森四段は棋士になって3年が経ち、新人王戦で2度決勝に進まれるなどの活躍をされています。石田四段は2年が経ち、この間はハワイでの竜王戦で記録係として来られていましたが、今回は対局者としての登場となります。
 加古川青流戦では優勝者が五段、六段へと昇段しており、是非両対局者にはこれに続いてもらえればと思う次第です。もちろん勝負ですからどちらかが勝ち、どちらかが負けるわけですけれども、こういう大きな舞台で戦うことが、今後の大きな経験と財産になると思います。どちらが優勝するか分かりませんが、二人にとって今日、そして明日の青流戦で、大きく成長したと言える大会になってほしいと思います。

(挨拶文書き起こし:潤記者、撮影:夏芽)