2015年10月24日 (土)

検分

10時40分、記念撮影を終えた両対局者は、対局室に移動して検分を行いました。

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(立会人の脇謙二八段と記録係の箭子涼太初段)

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(検分は特に問題なく、わずか数分で終了しました)

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(使用する駒は、昨年と同じ「静山師作、菱湖書」)

(夏芽)

記念撮影

10時30分、両対局者が加古川市立青少年女性センターに到着し、まず4階の「大会議室」で記念撮影が行われました。

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(左から立会人の脇謙二八段、増田康宏四段、稲葉聡アマ、記録係の箭子涼太初段)

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(増田康宏四段)

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(稲葉聡アマ)

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◆増田康宏四段へのインタビュー◆

「初めての番勝負なので、しっかりと指したいと思います。稲葉さんのことはしっかりと研究してきました。東京に住んでいるのですが、加古川は初めてで、街が広くて過ごしやすいなという感じがしました。(棋戦優勝が初のチャンスになることを質問されて)初めての機会なので頑張りたいと思います」

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◆稲葉聡アマへのインタビュー◆

「このような大盤解説会場など盛大な舞台で将棋を指させていただきましてどうもありがとうございます。大会を盛り上げられるよう、また(地元ということで)昔将棋を教えていただいた方が来てくださるとのことですので頑張りたいと思います」

(書き起こし:飛龍記者/撮影:夏芽)

現地大盤解説会のお知らせ

【現地大盤解説会のお知らせ】

  • 第1局 10月24日(土) 13時から
  • 第2局 10月25日(日) 10時から
  • 第3局 10月25日(日) 14時から(第2局で決着した場合、第3局は行いません)

<会 場>加古川市立青少年女性センター(4階大会議室)
<定 員>先着200名(申込不要)
<参加費>無料

【会場までのアクセス】

JR加古川駅の南改札口を出てすぐ前のバス乗り場から「市役所前」まで約10分(JR加古川駅から徒歩20分)。加古川市役所の北隣にある緑色の屋根の建物です。

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<住 所>兵庫県加古川市加古川町北在家2718
<電 話>079-422-8188

(夏芽)

第5期加古川青流戦決勝三番勝負

第5期加古川青流戦(加古川市、加古川市ウェルネス協会主催)は、決勝三番勝負の日を迎えました。今期の決勝戦に勝ち上がったのは増田康宏四段と稲葉聡アマ。加古川青流戦史上初となるプロアマ戦の三番勝負です。

対局は、兵庫県加古川市「加古川市立青少年女性センター」で、10月24日(土)、25日(日)の2日間にかけて行われます。立会人は脇謙二八段、記録係は箭子涼太初段(佐藤康光九段門下)が務めます

 ・第1局 10月24日(土) 13時開始
 ・第2局 10月25日(日) 10時開始
 ・第3局 10月25日(日) 14時開始(第2局で決着した場合、第3局は行いません)

加古川駅

インターネット中継は、棋譜・コメント入力を飛龍記者、ブログを夏芽が担当いたします。どうぞよろしくお願いします。

2014年10月26日 (日)

ご観戦ありがとうございました

以上で第4期加古川青流戦の中継を終了いたします。今期も最後までご観戦ありがとうございました。

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(現地スタッフが着ていた「棋士のまち加古川」はっぴ)

(夏芽)

感想戦

表彰式を終えた両対局者は、再び対局室へ戻り、感想戦の続きを13時50分頃まで行いました。

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(三番勝負第2局の棋譜)

(夏芽)

表彰式

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(日本将棋連盟会長・谷川浩司九段から表彰状の授与)

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続いて地元・加古川の「BAN-BANテレビ」の生放送内でインタビューが行われました。

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【優勝した石田直裕四段へのインタビュー】

──今のご心境をお聞かせ下さい
石田 優勝はできましたが、ミスが多すぎたのが今後の反省でもあります。

──優勝カップを手にした実感はいかがでしょうか
石田 そうですね。カップを手にして、ようやく優勝したんだなという実感が湧いてきました

──相手の藤森四段について、戦い終わっての印象はいかがでしたか
石田 奨励会時代から沢山指していますし、今回はその辺りをことも踏まえながら作戦を考えました。前に出て来られる将棋で、圧力を感じました。

──第4期の青流戦優勝者となりました
石田 今日の将棋は最初はよかったのですが、途中大熱戦となって最後は苦しい場面も何度かありました。ただそれでも自分の力を信じて諦めずに指した結果が優勝に繋がったのではないかと思います。今回の優勝は皆様の応援と支えがあってのものだと思っています。本当にありがとうございました。

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【準優勝の藤森哲也四段へのインタビュー】

──今回は残念な結果となってしまいました。今のご心境はいかがでしょうか
藤森 今はまだ第2局の勝機を逃したことに悔いが残っています。ただ今回の三番勝負は全体的に内容が押されていましたので、この結果は仕方がありません。

──青流戦で決勝三番勝負を指されたご感想はいかがでしょうか
藤森 今回このような素晴らしい場所で決勝を戦えたことは、自分にとって今後の貴重な経験になると思います。これからもどんどん精進していって、頑張っていこうと思います。多くの方にご声援をいただきましたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。

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(インタビュー書き起こし:潤記者、撮影:夏芽)

両対局者、大盤解説場へ

終局直後のインタビューを終えた、両対局者は4階の大盤解説会場へ移動。船江五段と3人で本局を振り返りました。

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(夏芽)

終局直後

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(終局直後の様子)

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(石田直裕四段は初の棋戦優勝となった)

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(準優勝の藤森哲也四段。逆転の流れをつかめなかった)

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(夏芽)

石田四段が優勝

第4期加古川青流戦決勝三番勝負第2局は、126手で石田四段の勝ちとなりました。終局時刻は12時58分。消費時間は両者ともに1時間(チェスクロック使用)。この結果、石田四段の2連勝で優勝が決まりました。

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(夏芽)