2023年10月13日 (金)

現地大盤解説会情報

ザ・ゲートホテル京都高瀬川に隣接するヒューリックホール京都にて、以下のとおりに現地大盤解説会が行われます。まだ申し込みに若干の余裕がございます。

日時:10月14日(土)14:00~(13:30受付開始)
会場:ヒューリックホール京都
解説:小林裕士七段
聞き手:石本さくら女流二段
定員:100名(先着順)
入場料:2,000円

Ooban00

以上で本日のブログ更新を終了します。明日の対局をお楽しみに。

検分

検分は16時30分からを予定されていました。

Kenbun01(立会人の糸谷八段と記録係の北村女流二段が先に待つ)

Kenbun02 (挑戦者の西山女流三冠が対局室に現れた)

Kenbun03 (日本将棋連盟常務理事の清水市代女流七段も交え、しばし談笑)

Kenbun04 (里見白玲も余裕を持って入室。検分は定刻を前倒しして行われた)

Kenbun05 (里見白玲が駒を取り出す)

Kenbun07 (互いに数枚並べ、感触を確かめる)

Kenbun09(糸谷八段が光の具合など、気になる点がないか尋ねる)

特に問題なく、検分は数分で終了しました。

第5局の舞台は京都

里見香奈白玲(女流五冠)に西山朋佳女流三冠が挑戦する、ヒューリック杯第3期白玲戦七番勝負(主催:ヒューリック株式会社)は里見白玲先勝のあと、西山女流三冠が3連勝を返しました。里見白玲がカド番をしのいで逆転防衛に望みをつなげるのか、西山女流三冠が一気にタイトルを奪還するのか、第5局は10月14日(土)に京都市中京区の「ザ・ゲートホテル京都高瀬川」で行われます。先手は西山女流三冠。持ち時間は各4時間(チェスクロック使用)。切れたら1手60秒の秒読み。対局開始は9時。昼食休憩は12時~13時、立会人は糸谷哲郎八段、記録係は北村桂香女流二段がそれぞれ務めます。

中継は棋譜・コメントを武蔵、ブログを飛龍が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

Tobira1 (対局場のザ・ゲートホテル京都高瀬川)

2023年9月30日 (土)

終局後

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(タイトル復帰まであと1勝とした西山朋佳女流三冠)

【西山朋佳女流三冠インタビュー】

── 序盤、△1五角(36手目)と端から動いていきましたがどのような感触でしたか。
「▲4五同銀(35手目)に受けておく手もあったと思います。本譜は見切り発車で行って、いい順ではなかったと思います。

── 昼食休憩の△4五銀(58手目)のあたりの形勢はどう見ていましたか。
「▲2一飛成(53手目)~▲4四歩の組み合わせに対して△4五銀で戦えるのかなと思っていたのですが、▲6二銀(63手目)を打たれて苦しいと思っていました」

── 形勢の好転を感じたのは。
「いや、ずっと分からなかったです。△5七角(118手目)と打って、こちらが詰まない形なので大丈夫かなと思いました」

── 次局に向けて抱負をお願いします。
「しっかり準備して挑みたいなと思います」

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(3敗目を喫した里見香奈白玲)

【里見香奈白玲インタビュー】
── 序盤、4筋の歩を交換した直後、西山女流三冠が端角(36手目△1五角)から動いてきましたがどのように受け止めましたか。
「もしかしたら、動かれるかなと思っていました」

── 昼食休憩の△4五銀(58手目)のあたり、形勢はどう見ていましたか。
「スピード勝負で少し指せるのかなと思っていました」

── ご自身でポイントだったと思う局面はどこでしょうか。
「桂馬2枚を使われてしまった(70手目△5六桂~△6八桂成~△5七桂成)ので、そこが少し雑な指し方だったかなと思います」

── 次局に向けて抱負をお願いします。
「一生懸命頑張りたいと思います」

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(終局直後)

本局のブログ更新はこれにて終了いたします。第5局以降もどうぞお楽しみに。

ご観戦ありがとうございました。

(インタビュー書き起こし=夏芽)

第4局は西山女流三冠が勝利

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ヒューリック杯第3期白玲戦七番勝負第4局▲里見香奈白玲-△西山朋佳女流三冠は西山女流三冠が130手で勝ちました。終局時刻は17時54分。消費時間は、▲里見4時間0分、△西山3時間40分(持ち時間各4時間、チェスクロック使用、使いきると1手60秒未満の秒読み)。
西山女流三冠はタイトル奪取まであと1勝としています。

第5局は10月14日(土)に京都府京都市「ザ・ゲートホテル京都高瀬川」で行われます。

里見白玲、一分将棋に入る

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上図の▲5七同角から、里見白玲は一分将棋に入りました。優勢を維持している西山女流三冠は33分残しています。

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(昼食休憩明けの里見白玲)

後手の手番が続く

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図は▲5九歩と先手が受けた局面。畠山鎮八段は「▲6九香(77手目)あたりから、先手に受け一方の手が続いて、後手が手番を握り続けていますね。後手玉の状況は変わっていません」と話しています。

後手優勢と見られています。上図では△5七銀成が有力視されています。

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(里見白玲は、受けの手が続いている)

後手優勢

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図は△8四銀まで。攻守の要である8五銀を守ったこの一手で、後手が優勢と言われるようになりました。

里見白玲は、残り5分を切っています。

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(17時頃の検討陣)

長い終盤戦

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上図は5四で駒を交換し、先手が駒得しながら竜の横利きを9筋に利かせたところです。

ここで△7四桂が指摘されています。竜の利きを止めながら先手の大駒に働きかける手です。

昼食休憩明けから、長い終盤戦が繰り広げられています。

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(昨日撮影。池の中で涼む鹿と、ひなたを元気よく走る鹿)

詰めろ逃れの詰めろ

図は▲6八同香の局面。先手の持ち駒が増えたので、後手玉には詰めろがかかっています。

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仮に上図で△5九銀と打つと、▲9三歩成△同歩▲同香成△同香▲同馬△同玉▲7一角(下・参考図)△8二香▲8五桂△9四玉▲8六桂△9五玉▲9六歩△同玉▲9七香△8五玉▲7五金までの詰みがあります。


Sanko1

実戦は△8五銀と打ちました。上記手順の▲8五桂を防いでいます。

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同時に、△6九銀▲同玉△5八金▲7八玉△6八金▲8八玉△7八金▲9八玉△9七香(下・参考図)▲同玉△9六銀打▲9八玉△7七金(開き王手)▲4八歩△8七銀成までの詰みを見た、「詰めろ逃れの詰めろ」になっています。

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(この参考図は△8五銀に▲9五桂△6九銀以下の変化手順)

△8五銀の局面で、里見は25分以上考えています。

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(昨日撮影。奈良公園の鹿)