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2026年8月

2026年8月22日 (土)

解説会開始

14時から現地で大盤解説が始まりました。一方、福間女流四冠は59手目の考慮時間が1時間10分を超えました。杉本和六段は「ねじり合いになりそう」と話していました。

Dsc_6014(杉本和陽六段)

Dsc_5970(和田あき女流二段)

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Dsc_5967

先手長考

20260822_058

決断よく早指しで飛ばしてきた福間女流四冠ですが、図の局面で時間を使っています。

和田あき女流二段、内山女流二段、宮澤女流初段は(1)▲2一銀成△2九竜▲1一成銀△1九竜を検討中。以下、後手は△3九竜から△3七歩成を間に合わせたいのですが、その余裕を得られるかどうか。先手は桂香を手にしたことで▲9五歩から端攻めも狙えそうです。宮澤女流初段は(2)▲5六角も考えていました。2九の桂にヒモを付け、△2八竜▲1一銀成△1九竜には▲2七飛をみています。

このように先手はいろいろ手段がありそうです。指し手が多くて迷っているのか。それとも検討陣が考えるほど先手がよいわけではないのか。「福間女流四冠は難しいと考えているのかも」と推測する声もあります。

Dsc_5944(対局室を映すモニター前で検討中)

Dsc_5962(中村太八段と杉本和六段は、米長邦雄永世棋聖門下の兄弟弟子)

対局再開

対局再開。西山白玲はグレープジュース、アイスコーヒー、炭酸水、お茶を注文しました。


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(手番は西山白玲)

Dsc_5914(福間女流四冠はこのまま押し切りたい)

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Dsc_5930(再開後の一手は△3六歩。▲3七飛を消している。△2九竜も指したいが我慢した)

昼食休憩中の対局室

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Dsc_5873(大竹竹風作の菱湖書)

Dsc_4564(盤裏の揮毫)

Dsc_5883(残り時間は1時間の差がついた)

昼食休憩

20260822_057図の局面で西山白玲が8分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲福間59分、△西山1時間59分。福間女流四冠の昼食は天ぷら蕎麦、フルーツスムージー。西山白玲は天せいろ蕎麦。天ぷらは海老、椎茸、かぼちゃ、鱧、しし唐です。13時に対局再開です。

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Dsc_5864

見えにくい変化

20260822_051上図で西山白玲が手を止めています。当初の検討では▲2二歩△同角▲5五飛に(1)△5四歩▲2二銀不成△3九飛成▲5七飛△2九竜▲2一銀成△1九竜▲1一成銀(変化1図)で先手が指せるという評判でした。

20260822_051s1変化1図は1一の成銀が遊ぶものの、先手の駒得がものをいいそう。▲5九歩があるのも心強いです。しかし51手目の局面に戻り、▲2二歩△同角▲5五飛に(2)△5四金があるとわかりました。以下、同じように▲2二銀不成△3九飛成▲5七飛△2九竜▲2一銀成△1九竜▲1一成銀と進めると変化2図。20260822_051s2変化1図と似ていますが、△5六歩▲同飛△6四桂の筋があるのが大きな違い。これなら後手も戦えるかもしれません。「△5四銀は少し考えたけど△5四金なのか」と中村太八段。変化1図は△5四歩だったので△5六歩の筋がなく、△5四歩に代えて△5四銀だったとしても△5六歩に▲3七飛から▲3二飛成があるのが大きな違いです。変化2図は△5六歩を残しつつ、▲3二飛成の筋も消しています。

実戦は△2二同角▲5五飛まで進みました。「ここですね。△5四金は相当に見えづらい手です」と中村太八段が話しています。

Dsc_5657(福間女流四冠は好調に攻めている)

Dsc_5654(西山白玲は自然に進めると苦しそう。どこかで勝負に出たい)

葛西臨海公園

舞浜エリアは旧江戸川の東にあります。この川は千葉と東京の境界でもあり、川向うには東京の葛西臨海公園があります。同公園は平成元年に開園。水族園や鳥類園があります。淡水池や汽水池が整備され、かつての東京湾の環境を保全する取り組みが行われています。18日に公園を散策しました。

Dsc_4165(公園のシンボルともいえる大観覧車)

Dsc_4177_2 (東京湾に続く道)

Dsc_4198_2 (東京湾は海運が盛ん。アクアラインの「風の塔」も遠くに見えた)

Dsc_4231(周辺住民の憩いの場でもある)

Dsc_4283(バードウオッチングエリアではサギ類の姿も見られた)

Dsc_4204(風をとらえたトビが優雅に空を舞う)

Dsc_4174_2(この日の最高気温は32.5度。東京都心で32度超えは8月9日以来のことだった)

グランドニッコー東京ベイ 舞浜

「グランドニッコー東京ベイ 舞浜」は千葉県浦安市舞浜にあり、東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルです。1990年に開業、2014年にヒューリック社の所有物件となり、2020年のリブランドで現在の名に改名しました。

客室数は709室。ホテル東側には東京ディズニーランドがあり、西側は東京湾に面しています。JR舞浜駅からホテルまで無料の送迎バスが出ています。ディズニーリゾートライン(有料モノレール)を利用することも可能です。

白玲戦は第1期から「グランドニッコー東京ベイ 台場」で第1局を開催してきました。今回は初めて舞浜での開催となります。以下の写真は18日に撮影。

【グランドニッコー東京ベイ 舞浜】
https://tokyobay.grandnikko.com/

Dsc_4286(JR舞浜駅に降りるとすぐに東京ディズニーランドが見える)

Dsc_4334(舞浜駅からホテルまで送迎バスが出ている。モノレールを利用するのも楽しい)

Dsc_4328(ホテル外観)

Dsc_4373(3階にはフロントやレストランがある。最上層まで吹き抜け構造で太陽光が差し込む)

Dsc_4450(ホテル西側は東京湾。台場や品川方面を望む)

Dsc_4472

すごい辛抱だ

20260822_04510時30分の局面。激しい流れのまま、先手は勢いに乗って攻めています。消費時間も注目。▲福間19分、△西山1時間9分と、かなり差がつきました。福間女流四冠の早指しに自信を感じます。図から△3五同銀▲同飛に「後手のさばきがわからない」と中村太八段。一例は以下△5六歩▲9七角△6四歩▲5四歩△4三金▲6四角。先手が主導権を握りながら攻める展開です。

実戦は△3五同銀▲同飛△4三銀でした。交換した銀をすぐ受けに使う。しかも、指したのは剛腕の攻めで鳴らす西山白玲。前述の▲5四歩や▲2三銀~▲3四銀成に備えたものと思われますが、中村太八段は「すごい辛抱だ」と驚いていました。「先手はチャンスにも見える」とも。

Dsc_5783_2(内山あや女流二段が控室へ)

Dsc_5778(宮澤紗希女流初段の姿も。内山女流二段とともに活躍が期待される若手強豪)

Dsc_5805(総勢10人で検討中)

午前のおやつ

午前のおやつは次の通り。「対局開始1」でもお伝えしましたが、西山白玲は朝の時点で対局室に運ぶように頼んでいます。

西山 オレンジジュース、アイスコーヒー、炭酸水、お茶
福間 アップルジュース、フルーツスムージー、アイスティー、パイナップル

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