*第6期七番勝負第2局 Feed

2026年8月29日 (土)

後手桂得

△5三金

盤上は中盤戦の攻防。後手の福間女流四冠が桂得に立ち、控室の棋士たちから「居飛車(後手)持ち」の意見が多くなっています。

図は飛車角交換が行われた局面。先手は▲7一角の両取りが見えますが、△7三銀▲5三角成に△5七飛の切り返しがあり、5九の金の離れ駒が負担になっています。西山白玲は何か均衡を保つ勝負手がほしいところです。

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(大盤解説会場では、立会人の屋敷九段がゲストで登壇していた)

午後のおやつ

時刻は15時になり、両対局者におやつが用意されました。午後のおやつは、西山白玲が「そらどら」(飲み物のタンカンソーダ、指宿サイダー、ホットコーヒー、アイス知覧茶は13時の再開時に提供済み)。福間女流四冠のおやつは午前と同じ「フルーツ盛り」で、飲み物はタンカンソーダとホット知覧茶にオレンジジュースを追加しています。

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(そらどらは、指宿産のそら豆を使用した餡が中に入っている)

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(福間女流四冠は、午前と同じセットにオレンジジュースを追加した)

突っ張った桂跳ね

▲7七桂

図は福間女流四冠が△5六歩の突き出しに対し、西山白玲が▲7七桂と跳ねた局面。代えて▲5六同歩△7九角▲7八飛の進行も考えられましたが、▲7七桂は次に▲8五歩と攻めていく狙いです。

▲7七桂は積極的な反面、7六の桂頭がキズになる可能性もあり、この一手が形勢を左右する分岐点になるかもしれません。

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(控室の継ぎ盤は日本将棋連盟常務理事の片上大輔七段が動かしている)

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(それを対面ではヒューリックの西浦三郎会長が真剣な表情で聞いている)

指宿白水館

白水館は1947年に創業。当初は鹿児島市内で12室の旅館としてスタートし、1960年に現在の指宿に移転しました。宿泊室からは広々とした錦江湾や、手入れの行き届いた美しい庭園を眺めることができ、名物の「砂むし温泉」を始めとした、多彩な温泉を楽しむことができます。

2017年には羽生善治九段が、この場所で「永世七冠」を達成しており、近年は白玲戦、竜王戦の対局場としてお馴染みの旅館となっています。

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(指宿でしか体験できない砂むし温泉。医学効果だけでなく、美容効果もあるという)

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(白玲戦の開催を記念して造られた砂像。毎年デザインを変えている)

対局再開

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(西山白玲は12時45分の時点で部屋に戻っていた)

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(対局開始時同様、午後のおやつの飲み物4種が先に運ばれている)

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(福間女流四冠は12時52分に戻った)

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(13時、立会人の屋敷九段から「再開の時間になりました」と告げられた)

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(福間女流四冠はすぐに手を出さず、しばらく考え続けていた)

昼食休憩時の対局室

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(昼食休憩時の対局室)

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(盆はいったん下げられ、すべて新しいものと交換して用意される)

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(33手目▲6五角の局面)

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(駒は日本将棋連盟関西本部のもので児玉龍兒師作、錦旗書)

対局者の昼食

西山白玲の昼食は「鹿児島県産黒毛和牛ハンバーグ」で、飲み物はアイス知覧茶。福間女流四冠の昼食は「鹿児島県産黒豚カレー」で、飲み物はタンカンソーダと水を頼みました。

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(西山白玲の昼食)

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(地元産の和牛を使ったハンバーグ)

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(福間女流四冠の昼食)

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(カレーのライスを少なめで頼んでいる)

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(それぞれ果物にメロンが添えられている)

昼食休憩

▲6五角

図の33手目▲6五角の局面で12時になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲西山白玲1時間23分、△福間女流四冠1時間35分(チェスクロック使用)。対局は13時に再開します。

現地大盤解説会

11時から白水館の敷地内にある「薩摩伝承館」で大盤解説会が始まりました。

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(薩摩伝承館)

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(大盤解説会場。対局室の様子が大きなスクリーンに映し出されている)

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(解説の渡辺和史七段)

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(聞き手の貞升南女流二段)

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(30手目△5四歩のあと、▲8五歩△5五歩と進める変化を検討していた)

西山白玲が仕掛ける

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時刻は10時30分を回り、西山白玲が▲7五歩△同歩▲同銀と動きました。▲5六角のあと結果的に歩得の順は見送り、銀の活用で先攻しています。

控室の渡辺和史七段は「普通はタダで取れる歩は取りたくなりますけど、不思議な順ですね」とコメント。渡辺七段と貞升南女流二段は、このあと11時からの現地大盤解説会に登場します。

控室