開幕式(2)
(最初に花束が贈呈され、両対局者は明日への意気込みを語った)
「本日はお忙しい中、お集まりいただき、誠にありがとうございます。白玲戦を創設いただきましたヒューリック株式会社さまには、心より感謝申し上げます。その栄えある第1期の七番勝負に出場できることをこの上ない喜びと感じております。初の順位戦形式ということで、半年間、緊張感を持って、挑んでおりました。タイトル戦では新鮮な気持ちを味わいつつ、平常心で挑んでいけたらいいなと思っています」
「このたび、白玲戦を創設していただきましたヒューリック株式会社さまを始め、すべての関係者のみなさまに、心より御礼を申し上げます。順位戦ということで、昨年の11月から戦ってきましたが、あっという間に本日を迎えた印象です。いよいよ七番勝負ということで、明日から対局が始まるのですが、緊張感が高まってきました。第1期ということで、将棋ファンのみなさんもご注目いただいていると思いますので、内容のいい将棋を指せるように、このシリーズ、一局一局を務めたいと思います。コロナ禍の状況で万全の準備をしていただきまして、タイトル戦を指せることうれしく思います。明日からお世話になります。どうぞよろしくお願いします」
(書き起こし=吟)