第5期七番勝負第3局 Feed

2020年7月19日 (日)

これまでの両者の対戦成績は、永瀬叡王の3勝、豊島竜王・名人の3勝(持将棋1)です。叡王戦では本七番勝負が初対戦となります。
戦型は初手合いが対抗形ですが、それ以降はすべて相居飛車の将棋です。

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新型コロナウイルスの影響により、4月頭から5月中頃まで東西交流の対局が延期となっていました。それに伴って対局が過密日程になっています。以下は、東西対局が解禁されてからの両対局者の成績です。
※表の「千」は千日手、「持」は持将棋です。
※肩書は当時のものです。

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50第2局まではすべて角換わりでしたが、本局は矢倉になりました。対局開始から30分、早くも千日手の筋がちらつく、難解な中盤戦に突入しています。
Img_4415(控室の森内九段。手前は叡王戦協賛の生茶と、永瀬叡王が第1局から飲み続けているキリンFIRE BLACK)

Img_4306(記録係の高橋佑二郎三段。6月の奨励会第2例会で、三段昇段を果たした。次回三段リーグからの参加となる)
Img_4333(立会人の森内俊之九段が席につく)
Img_4337(先に入室したのは、豊島竜王・名人)
Img_4353(続いて永瀬叡王も部屋に入った)

本日の対局は、ニコニコ生放送とABEMAで動画中継が行われます。

■ニコニコ生放送■

放送開始:7月19日(日)13時30分~
URL:https://live2.nicovideo.jp/watch/lv326634979
解説:藤井猛九段、聞き手:加藤桃子女流三段

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■ABEMA■

放送開始:7月19日(日)13時50分〜
URL:https://abema.tv/channels/shogi/slots/9WyCKfKARSM3N7
※大盤解説はありません。

2020年7月18日 (土)

両対局者は万松寺に到着して記念撮影をしたあと、館内の説明とご祈祷を受けました。そちらの様子は明日にアップします。
予定時刻を少し過ぎた17時2分から、検分が始まりました。永瀬叡王が駒の反射が気になるということで、照明を調整して無事終了となりました。

Img_4123(永瀬拓矢叡王)
Img_4131(豊島将之竜王・名人)

Img_4097(照明の加減が念入りにチェックされた)

Img_4140(検分には多くの時間が費やされた)


以上で本日のブログ更新を終了します。
対局は明日、14時開始です。お楽しみに!

永瀬拓矢叡王に豊島将之竜王・名人が挑戦する第5期叡王戦七番勝負は、豊島竜王・名人が先勝。迎えた第2局は持将棋成立で引き分けとなる波乱の展開となりました。第3局と第4局は同日に行われます。持ち時間は1時間(チェスクロック使用)で、使いきると1手60秒未満の着手です。
対局場は愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」です。立会人は森内俊之九段、記録係は高橋佑二郎三段(加瀬純一七段門下)。ニコニコ生放送の解説は、藤井猛九段、聞き手は加藤桃子女流三段がそれぞれ務めます。
対局開始予定時刻は以下のとおり。

第3局 7月19日(日) 14時開始予定
第4局 7月19日(日) 19時開始予定

第5期叡王戦特設サイト
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