18時から前夜祭が行われました。
(名古屋東急ホテル3階で抽選で当選したファンの方を招いて開催された)
(対局者が入場)
(藤井聡太叡王、伊藤匠七段の順に壇上に上がった)
(主催者挨拶 佐竹康峰・公益社団法人日本将棋連盟常務理事)
「はじめまして。日本将棋連盟の佐竹と申します。名古屋市生まれ、名古屋市育ちです。このゴールデンウイークに大勢の方にお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。第1局は名古屋市の料亭『か茂免』、第2局は先々週に石川県の加賀市の『アパリゾート佳水郷』で行ってまいりました。折からの能登半島地震で亡くなられた方へ哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に少しでも勇気を与えることができればいうことで、ふたりとも大変すばらしい対局をしてくれたと思っております。そして、第3局、名古屋に帰ってまいりました。
今日は5月1日、暦の上では八十八夜。八十八夜の別れ霜と申しまして、霜が降りない。八十八夜を過ぎますと種を撒いたり、苗を植えるということです。一種のターニングポイントです。こういったターニングポイントに、改めまして1勝1敗で迎えたわけで、明日勝利したほうが王手ということになります。おふたりが繰り広げられますように、ご声援をいただければと思います」