(谷川九段、菅井五段の検討)
(ここで△8五歩が指摘されたが、村田四段は▲5一飛が厳しいのではと言う。見解が分かれている)
(翔)
図は△7七歩に▲同玉と取ったところ。「△8五桂なら▲8六玉だと思います」と村田四段。先手は入玉含みで指しています。
(谷川浩司九段、菅井竜也五段)
(村田智弘六段)
(村田智穂女流二段)
(村田顕弘四段は引き続きネット解説で奮闘中)
(大盤解説会)
(谷川九段)
(村田女流二段)
(樽本市長も客席から大盤解説を見ている)
(控え室には、稲葉陽五段の兄・聡さんの姿も。聡さんは井上門下の元・奨励会員。今年三段リーグの編入試験を受けた)
村田顕弘四段「宮本さんがうまく攻めているという評判です」
局面は中盤戦に入っています。 【村田四段の解説(53手目)】 「ここで△4二銀と引いた時に▲6一角△8二飛▲7二歩△4三銀引▲7一歩成△6二金▲4三角成△同銀(参考図)と進むと先手の攻めがうまくいっているかどうか疑問なところなので、どうやって攻めていくつもりなのかまだわかっていないです」
(14時半過ぎ、大勢の棋士が検討している)
近年は振り飛車の出だしから居飛車になったり、またその逆が発生したりと局面が複雑化しているため、左右反転させた局面で検討することがひそかなブームになっています。本局も、2つの継ぎ盤が作られました。
(反転させていない継ぎ盤。井上九段と久保二冠が検討する)
(左右反転バージョン。どちらのほうが考えやすい?)
本局は角交換振り飛車の出だし。この決勝三番勝負は3局とも序盤で角交換になりました。 船江四段が▲7五歩と突いたことで、後手・宮本三段も△7二飛と振り戻し、相居飛車のような展開になりました。 お互い1歩を手持ちにし、角換わり腰掛け銀に似た形になりました。船江四段が先攻したのが現局面です。 (開始前、船江四段)
(宮本三段の後ろ姿からも緊張が伝わってくる)
(坪井1級による振り駒)
(船江四段の振り歩先)
(歩が3枚出て船江の先手になった)
(深々と頭を下げ、対局開始)
(今回もほぼ同時に二人が入室)
(駒を並べ始める)
(宮本広志三段)
(駒音高く)